NPO法人 WinWin育成協会 活動ブログ

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怒りの感情マネジメント

2009年06月05日 | 講座情報
私は、大学生の教育は10年近く行ってきましたが、
2年半前からは、、エグゼ(エグゼクティブプログラム)という
大学生向けの、自己成長プログラムで、僭越ながらコメンテーターをしています

新卒採用イベントをプロデュースする、株式会社ザメディアジョン様主催で、
日経新聞の記事3つをピックアップし、気づきをメーリングリストに毎日投稿するという
意識の高い学生達のコミュニティとなっています。

その投稿に対して、コメントをする役割がコメンテーターです。
(最近は、なかなか協力できていない状況です。。山近さん、ごめんなさい!)

そのエグゼで、コメンテーターをしている方々と、交流させて頂いていますが
その中でも、とてもマメに情報を下さる、、東興資材工業(株)中澤社長から
All About プロファイラーがご好評だそうです

昨日、NHK「ソクラテスの人事」という番組を案内いただき、見てみました。
実は。。。この番組の存在すら知らなかったのですが、
ものすっごく良かったです!

芸能人6人が、就活生になり、企業の採用試験に挑み、合否の結果がすぐにわかる
という進行です。

何が勉強になったのかと言いますと、

まず、企業がいかに、採用に工夫をしているのかがわかります
そして、採用担当者の人を見る目の高さがわかります
彼らが、何を評価するのかがわかります
(基本は、会社にとって価値のある人でしょうが、そこにブレがない)
何より!採用試験を受けることの、精神的厳しさがわかります

今回、EQに関しての話題から、案内いただいたのですが、
今回の放送内容は、残念ながら、
むしろEQを使った人材育成の、負の側面が出てしまったような気がしました。

怒っている人に対して・・「どの位怒っていますか?と聞いてみましょう」
とのEQ代表のお話し・・・出演者が一斉に「そんなこと言ったらとんでもないことになる!」
と反論があり・・・しかし、その回答はカット(?)

怒っている人に、6秒、黙らせることが大事・・という話はありましたが。。。んん、どなんでしょう。。
アメリカにライセンスがある理論を取り入れる場合の難しさがあるのかなと、個人的には思っています。

私は、「感情」を扱うのであれば、現状を見るに、
心理療法をベースにしたもののほうが、実践的で効果があると感じています。

このケースでの一つの考え方としては、
「怒られたってことは、それだけ期待してくれているんだ」と捉え、
「ご期待に沿えず申し訳ありません。」という謝り方をして、相手に
「期待しすぎた」ことに気づいてもらう・・・

「怒りの奥には、悲しみの感情が隠れている」という視点で、
「悲しい想いをさせたようで・・申し訳ありません。」という謝り方もありかな。

この2つは、私の経験が主になったコミュニケーション法です。
心理療法を深堀りするのは、またの機会にします。
「交流分析心理学」と「認知行動療法」の師匠Wさんは、
怒りも含め、うつ病などの治療実績も豊富なカウンセラーさんです。
本業は、経営コンサルタントなので、企業のEAP(社員支援プログラム)で、
職場のメンタルヘルス対策を、予防だけでなく、治療も含め行っておられます。

すごい実力者ですが、今回、助成金活用の教育プロジェクトに賛同いただき、
メンタルヘルス研修を担当していただけることになりました。

助成金活用の教育プロジェクトについては、こちらをご覧ください。


怒られたとき・・「この人は、何が悲しかったのだろう?」という視点で話しを聞いてみることを
密かに、おすすめします^^;

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