ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

機械は言葉を生み出せるか?

2016-02-06 | 日記

 

囲碁ソフトが中国のプロ棋士と対局して5戦5勝しました。

チェスや将棋では勝てても、囲碁で勝つのはまだ先のこと。

そう思われていただけに、意外と早かった、という感想を持ちました。

 

偶然にも、GEB(ゲーデル・エッシャー・バッハ)というAI(人工知能)の本を読んでいる最中。

おまえもうかうかしていると、コンピュータに負けるぞ。

なに、とっくに負けています。高速で動く機械に人間がかなうはずはありません。

 

計算のスピードとか記憶量などでは、とっくの昔から人間が束になっても敵わなくなっています。

それでもまだまだ機械にはできないことがたくさんあります。

ですが、人間の脳の働きを模したニューラルネットワークの進歩が激しい。

 

それによるディープラーニングという学習方法。

Googleの開発したAlphaGoという囲碁ソフトの特徴は大きくはその二つ。

機械にはできなかったパターン認識ができるようになったことが勝因の一つのようです。

 

猫を一目見ただけで、それが犬でないことが、ヒトの脳にはわかります。

なぜ、できるのかは、今もってわかりません。(と思います)

でも、いろいろと脳の働き方を模索しているうちに、それが機械でもできるようになってきました。

 

いずれ人間の仕事はAIにとって代わられる。

これからは、そういう論調がますます増えそうです。

3月には韓国のプロ棋士と対戦するそうですから、勝てばますます大騒ぎでしょう。

 

とはいっても、人間抜きで機械が自立して成長できる日が来るとは思えません。たぶん。

その根拠は、と訊かれると困るのですが、たとえば・・・。

このわたしのアバウトさは、機械に真似できるか? かなりいい加減な直観なのですが。

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