六月三十日(みそか)は年の臍。
1年の真ん中にあるのでヘソです。
ハーフタイムデーとも呼ばれているようです。
いまは二十四節気でいうと夏至の時期。
今年は6月21日から7月6日までが夏至。
ちなみに夏至の次は、小暑、大暑と続いて、それから立秋となります。
二十四の節気をそれぞれ初候、次候、末候に三分割したものが七十二候。
季節ごとに、手紙の書き出しに用いる時候の挨拶、その「候」です。
夏至の初候は「乃東枯」・・・読めないぞ! なつかれくさ かるる、と読みます。
次候が「菖蒲華」・・・あやめ はなさく。6月26日から。
末候が「半夏生」・・・はんげ しょうず。7月2日から。
1年の折り返し地点は、数えてみると実はこの7月2日のあたりです。
半夏はドクダミ科の多年草で、別名片白草。
この雑草が生えてくる来る頃なので、半夏生の候。
いにしえの人は、5日ほどで季節の移り変わりを感じ分けていたのでしょうか。