寝転んで本を読んでいたら、西陽が射し込んできました。
夏の西陽は強烈、薄いレースのカーテンだけでは遮れません。
で、内側のカーテンを両側から閉じました。
その時、頭の中でメロディーが鳴って、「窓に西日が当たる部屋は・・・」。
これって何という歌?
読書を中断、ネットで調べたらテレサテンの「つぐない」、80年代半ばの歌でした。
パチンコ、テレビを断ってから10年・・・どこで耳にしたんだろう?
CDを買って聞いたなんてことはあり得ないし・・・。
FM放送をよく聞いていた時代なので、そこでよく流されていたのかもしれません。
20代から30代にかけ、杉並に10年ほど暮らしたことがあります。
個人の家に間借りのカタチで、2階の6畳一間に3畳ほどのキッチン付き。
6畳間には、南と西に腰高窓がありました。
この西側の窓の外側がかなり広い空き地。
冬の西日は暖房代わりになるのですが、夏の西日、これはもう生き地獄でした。
貧乏暮しなので、カーテンも安物を1枚吊るしてあるだけで、遮光効果もほとんどゼロ。
夏の日の午後などは、家にいるだけで釜茹で状態。
そんな暮らしに嫌気がさしたか、女性は去って・・・。
「心のこりはあなたのこと 少し煙草をひかえめにして」
・・・なんて妄想を捨て、読書に戻った昨日の午後でした。