ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

みやこのたつみ

2017-10-08 | 日記

このところ久しく「たつみ」通いをしていません。

昔は、週に少なくとも1回は行っていたのですが。

そんなに芸者遊びに狂っていたのか?

 

そんな浮いた話ではありません。

たつみといっても深川でなく、葛飾新小岩にあるたつみ敬老館。

パいまは憩い交流館。ソコン教室の会場の一つになっています。

 

たつみ、は方角をさし、今風なら東南です。

不思議だったのは、その地がどこから見て東南なのか、ということ。

疑問はほっとけない性分で、あるとき調べてみたのですが、わからず仕舞いでした。

 

たつみ、といえば百人一首のこれ。

「我が盧は都のたつみしかぞ住むよを宇治山と人はいふなり」

誰の歌か忘れました。

 

これを狂歌に仕立て直したのが大田南畝という江戸時代の狂歌師。

「わが庵はみやこの辰巳午ひつじ申酉戌亥子丑寅う治」

もしかしたら、新小岩のたつみに南畝が住んでいたとか・・・。

 

次も南畝の作。

「世の中にたえて女のなかりせばをとこの心はのどけからまし」

元歌は書かずもがな、ですね。

 

いちばんの好みはこれ。

「世の中は色と酒とが敵(かたき)なりどふぞ敵にめぐりあいたい」

残念ながらめぐりあわぬことの多い人生でしたが。

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