先月の23日、保谷にある西東京市スポーツセンターという所で、少林寺拳法(以下SKと略す)の西東京大会が行われたので、見学させていただきました。
SKの大会というと学校の拳法部が集う中高大学などの学生大会の他にも、地域道院・支部が集まって行なう地域の大会がある訳です。県大会・全国大会などもある訳ですが、これは一番地域に密着した大会だったようです。
この大会には初めてお邪魔したのですが、そのレベルの高さには驚きました。
子供から大人まで各資格や男女別に合わせた部門があるのですが、なかなか見応えのある演武でした。SKの大会はそのほとんどが、SKの技を2人組で掛け合って、その技術度・表現度を審判が採点して評価する、演武大会なのですね。防具をつけたりして殴り合ったり蹴ったりする運用法(乱捕り)も、やってる所ではやってるのでしょうけど余りやってないです。
演武というとそこに真実味があるか、技に説得力があるか、というのが見ている者にも或る程度感じられる、バレてしまう訳ですが、この大会ではなかなかの緊迫した演武が見られたので「ほほう」と感心してしまいました。
真剣な子供たちを見ると頼もしく感じますし、女性同士の演武でも普段からの努力が伝わってくるのは見ていても清々しくなります。
子供の指導経験もあるのですが、子供をやる気にさせるのは中々難しくて、お手上げ状態になった事が何度もあります。大会で見た真剣な子供たちとそうした子供たちに、どういう違いがあるのでしょう? 恐らくこちらの指導にも違いがあるのだと思うのですが、一度指導も見学させて頂きたい所です。
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