どーもともげです
良くお客様にタイ古式マッサージとはなんですかっ?
とよく聞かれるので投稿してみました
5000年ほど前からある、アーユルヴェーダから誕生し2500年ほど前からあるマッサージと言われています。
アーユルヴェーダから、東洋医学、西洋医学、漢方、ヨガ等々が誕生し、
必然的にヨーガも含まれるタイ古式マッサージになります。
なぜ、足からタイ式はほぐすのか?
それは、足には沢山のエナジーライン(セン)があるからです!!
エナジーラインを刺激することにより、内臓関係など自然治癒力を高めていくのです。
そして筋肉は全て繋がってるので足からほぐすことにより全身がほぐれやすくなります。
タイ古式マッサージの代表的な10のセン
これらのセンは、体内に網目状に張り巡らせてあり7200本もあるといわれています。
1.スマナ(Sumana)
−体の中央部−
舌の付け根〜喉の奥〜胸部〜みぞおち
■適応症状
気管支炎、心臓病、喘息、咳、喉の痛み、胸の痛み、呼吸困難、吐き気、
嘔吐、消火器疾患、腹痛、風邪、白昼夢、上半身麻痺など
※このセンはヨガのスシュムナーディーに近似している。
2.ピンガラ(Pingkhala)
−体の右側−
右鼻孔〜頭頂部〜首〜背中〜臀部〜脚の外側〜膝〜脚の内側〜腹部〜臍の右側
■適応症状
腹痛、膀胱炎、腰痛、膝痛、背中の痛み、風邪、鼻炎、首の痛み、副鼻腔炎、貧乏ゆすり、泌尿器官疾患、胆のう疾患など
※このセンはヨガのピンカラナーディー、中国伝統医学の膀胱経に近似している。
3.イッタ(Ittha)
−体の左側−
左鼻孔〜頭頂部〜首〜背中〜臀部〜脚の外側〜膝〜脚の内側〜腹部〜臍の左側
■適応症状
腹痛、膀胱炎、腰痛、膝痛、背中の痛み、風邪、鼻炎、首の痛み、副鼻腔炎、貧乏ゆすり、
泌尿器官疾患、胆のう疾患、肝臓疾患など
※このセンはヨガのイダナーディー、中国伝統医学の膀胱経に近似している。
4.カラタリ(Kalathari)
−体の中心から四肢ー
(上部) 臍部〜腹部〜胸部〜両肩〜両腕内側〜手〜指関節〜指先
(下部) 臍部〜〜両足内側〜脚〜足裏から脚の指先
■適応症状
筋力低下、麻痺、しびれ、消化器系疾患、消化不良、背中の痛み、背骨の痛み、腕の痛み、脚の痛み、膝の痛み、胸の痛み、指の関節炎、ヘルニア、てんかん、卒中、精神分裂病、ヒステリー、精神障害、狭心症、不整脈、静脈炎、リウマチ性心臓病、百日咳など。
5.タワリ(Thawari)
−体の右側−
右目〜喉〜胸部右側〜腹部右側〜脚外側〜足裏〜脚内側〜〜臍の下
■適応症状
足首の痛み、胃痛、胃腸病、こむら返り、膝痛、顔面麻痺、歯痛、喉の痛み、視力障害、白内障、疲れ目、目の腫れ、目の充血、目の機能障害、泌尿器系疾患、発熱、脚のしびれ、脚の麻痺、膝関節痛、ヘルニア、虫垂炎
6.サハサランシ(Sahatsarangsi)
−体の左側−
左目〜喉〜胸部左側〜腹部左側〜脚外側〜足裏〜脚内側〜〜臍の下
■適応症状
足首の痛み、胃痛、胃腸病、こむら返り、膝痛、顔面麻痺、歯痛、喉の痛み、視力障害、白内障、疲れ目、目の腫れ、目の充血、目の機能障害、泌尿器系疾患、発熱、脚のしびれ、脚の麻痺、膝関節痛、ヘルニア
※このセンは中国伝統医学の胃経に部分的に近似している。
7.ウランガ(Ulanga)
−体の右側−
右耳〜喉の右側〜胸部右側〜乳首右側〜みぞおち
■適応症状
耳の痛み、難聴、耳鳴り、歯痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、腹痛、胸部痛、不眠症、胃腸障害、皮膚のかゆみなど。
8.ラウサン(Lawusang)
−体の左側−
左耳〜喉の左側〜胸部左側〜乳首左側〜みぞおち
■適応症状
耳の痛み、難聴、耳鳴り、歯痛、三叉神経痛、顔面神経麻痺、腹痛、胸部痛、不眠症、胃腸障害、
皮膚のかゆみなど。
9.ナンタカワット(Nantakawat)
−体の中央−
臍部〜尿道〜尿道口・・・・スクマン(Sukumang)というセン
臍部〜結腸〜肛門・・・・・・シキニ(Sikinee)というセン
■適応症状
膀胱炎、頻尿、下腹部痛、下痢、便秘、尿失禁、ヘルニア、生理不順、性的不能、早漏、尿閉など。
10.キチャ(Kitcha)
−体の中央−
臍〜陰茎・・・・ピタクン(Pittakun)というセン
臍〜子宮〜膣・・・・キチャナ(Kitchana)というセン
■適応症状
生理不順、不感症、ヘルニア、頻尿、性的不能、尿閉、腹痛など。
ただ、1本1本センを辿りながらマッサージをしているわけではありませんが、
色々なセンを組み合わせてマッサージをしています。
タイ古式マッサージをゆっくり堪能したい方は2時間以上のコースをおススメします。
こんな雨の日には雨音を聞きながらユル~とマッサージいかがでしょうか