出発の時までもう少し。安全を見守ります。もっ!もしかしてこの新幹線は…!
静岡からは東海道本線を西へと向かい、2019年に開業した御厨駅にて途中下車しました。
駅すぐ横を東海道新幹線が横切ります。駅へと続く自由通路から迫力ある通過シーンを見ることが
できる御厨駅。ちょうどN700A系がやってきました。
停車するのは普通列車のみ。211系と313系ばかりの静岡県内の東海道本線。相変わらずのロング
シートにも負けず、この先さらに西へと進みます。
三島から東海道本線に乗り換え富士へと向かい、26年ぶりに特急「ふじかわ」に乗ります。
373系は「ムーンライトながら」でお世話になりましたが、特急としては久々の乗車です。
VVVFの音がいい感じ。近年ではなかなか聞けない音になっています。デビューの頃は近代的で
かっこよかったな~。っとモハの車内で走行音を楽しみました。終点の静岡に到着すると、すぐに
回送となります。
ヘッドマークに「新快速」も用意されているんですね。
伊豆箱根鉄道での「踊り子」乗車後、三島駅にて修善寺行の転線の様子を見ることにしました。
近年では珍しい3社(JR東日本、JR東海、伊豆箱根鉄道)を跨いで走る貴重な列車です。
三島駅での乗降はJRのホームで行われ、乗務員も交代して出発。伊豆箱根鉄道に入る際は
ヘッドライトは消灯しています。ポイントをいくつも交差して行きます。
ゆっくりと伊豆箱根鉄道線へと乗り入れる185系。最初で最後の転線の様子を見ることができました。
「踊り子」のヘッドマーク。185系上州色での「踊り子」、似合っていて好きでした。
一応、E257系にもヘッドマークのイラストは引き継がれていますね。
行先表示幕。このタイプは651系「草津」や「あかぎ」に引き継がれています。185系の
色々なところが次の世代にバトンタッチしているんですね。
ホームの鏡に映る斜めストライプ。正直、ラストランには新幹線リレーで活躍した緑のラインも復活して
ほしかったところです。世の中の情勢が落ち着いて、ラストランとして上州路をリバイバル運転してもらえると
うれしいです。
ダイヤ改正で40年の歴史に幕を閉じた185系「踊り子」。最終乗車は一度も乗ったことない伊豆箱根鉄道の
区間にしました。伊豆箱根鉄道は以前にも乗車したことがありましたが、185系では初めて。早速、三島駅では
東京行の「踊り子」を見ることができました。改正前最後の日曜日、沿線にも多くの人が訪れていました。
あいにくの曇り空で富士山を見ることができませんでしたが、「踊り子」としての185系の乗り心地やモーター
の音を楽しむことができました。最初に乗車したのは37年前、伊豆急下田から東京までを家族で乗り、その際に
父親にホームで写真を撮ってもらったのですが、初めて見る白い大きな車体にビックリし、怖かった印象があり
ました。あれから時が経ち、その時と同じ姿で今日まで活躍してくれたことに感謝とお疲れ様を送りたいと思います。
昨年のダイヤ改正でデビューしたE257系リニューアル車の特急「踊り子」。先日、ようやく初めて乗車
することができました。新宿~熱海間でしたが「あずさ」時代とはまた違った感じになっており、伊豆をイメージ
してか青色が基調となっています。
2021年のダイヤ改正で本格的に始動したE257系。LED表示に「自由席」と書かれた行先表示は1年間だけの
限定となってしまいました。