繰糸場と呼ばれる糸を取り出していた場所は当時として画期的なトラス工法で屋根が支えられています。
現在も実際に昭和62年まで民間企業にて使用されていた繰糸機がそのまま保存されています。
繭を保管していた倉庫も見ることができます。木造煉瓦造と呼ばれる構造はまさに和洋折衷。
木材は県内で調達し、屋根の瓦と煉瓦も群馬県甘楽町で製造された物だそうです。
製糸場西側にある「西繭倉庫」は現在、解体修理保存工事の真っ最中で、この工事の様子も中に
入って近くで見ることができます。
群馬県が世界に誇る「旧富岡製糸場」。群馬にお越しの際はぜひ一度お立ち寄りください。