ひばかり日和

縫月堂さとやまの生物観察や創作などなど

やるときはやるんだねっ!(ヒラメ)

2016-06-15 | 自然(魚)
久しぶりに千葉の海へ出掛けてきました。
はじめはカニを見ながら海岸沿いと森の中をうろうろ。
その後、魚をのぞきに漁港へ寄って堤防から足下を見てみると、小さいウミタナゴだとかキヌバリやチャガラといった可愛い魚たちがいっぱいです。
更に海藻の隙間にゴンズイが寝てたりとか。

しばしの間水面近くをゆったり漂っているチャガラの群れを眺めてのんびりです。


そしてチビヒラメ登場。
チャガラの群れを狙います。


この回は失敗。
群れは四散していきます。
何度もチャレンジを繰り返し、見た限りでは1匹を仕留めていました。
なんとなく水底に隠れていてというようなイメージを持っていましたが、水面近くで果敢に獲物を追いかける一面も持っているんですね。
この狩りを見て、ヒラメに対する印象が随分と変わりました。
まだまだ手のひら程度の小さなヒラメでしたが、これからも逞しく成長していって欲しいものです。


そして海といえばやはりこの方、フナムシですね!
子供の頃は少し気持ち悪く思えたけれど、今は意外と健気な行動が愛らしく感じますーw

またまた磯へ。

2015-10-08 | 自然(魚)
9月のはじめに見つけたチョウチョウウオのチビさん達が気になって、またまた千葉の海へ。
最近磯生物観察の火が再燃してるなー。


今回も見つけられたトゲチョウチョウオ。
9月のはじめに見つけたものより随分と成長していて、ぱっと見でトゲチョウと分かるほどになっています。


フウライチョウチョウウオも見つけられました。
この潮だまりは微妙に濁りが入っていて、画像だとイマイチ見づらいです。

その他、ニシキノベラが沢山泳いでいたり、ギンユゴイなども成長していて水中は結構面白い感じになっていました。


潮だまりの中にしては、結構大きめのイソギンチャク。
クマノミが似合いそうな感じです♪


触手をアップで撮ってみる。

そしてこの後カメラが水没するという……。

しかし、潮が上げてくるまでの数時間はものすごーく楽しかったです!

季節はもう10月。
もうしばらくして海水温が下がってくるとトゲチョウやフウライチョウなど黒潮に乗ってやって来る彼らは、
関東の海の低水温に耐えられずに死んで行ってしまいます。
なにか少しもの悲しいのですが、これも自然の摂理なので仕方のない事です。
でも、彼らが通年暮らせるくらい海水温が高くなってしまったら、そっちの方が問題ですね!

ちょっと磯へ。

2015-09-24 | 自然(魚)
千葉方面へ家族で出掛けたついでに、磯へ少し寄り道。
もう夕方だったので、雰囲気だけでも~と思って磯を少しうろうろする。


とりあえずカニやヤドカリは沢山いる~。
水中には仔メジナやベラの仲間が数種とカエルウオがちらほら。


そして、そこそこ水深のある元タイドプールだった場所で見つけた、チビフウライチョウチョウウオ。
陽も落ちてきてあたりが微妙に薄暗くなってきている上、水中に手を突っ込んで撮影したので写りは悪いのです。

今度は明るい時間から行きたいなー。

久しぶりの磯遊び♪

2015-09-08 | 自然(魚)
干潟へはたまに出掛けるのですが、磯へ来るのはほんとに久しぶりです。
もう何年ぶりだろう?
というわけで外房の磯で生きもの観察です♪


関東地方は連日の曇天&雨模様ですっきりしない日が続いていたのですが、この日は運良く晴れでした。
そのお陰で日焼けが……。


久しぶりのタイドプール。
楽しそうだぁ♪


何となくハゼ系ばっかだw


コケを一生懸命食べていたカエルウオ。
子供の頃、伊豆大島の磯ではじめて見つけて、一日中追いかけ回していた事があったな~。
小学生くらいころは採集技術が未熟で、こんな魚もなかなか捕まえられなかったw



磯生物といえばやっぱりヤドカリさん。


産卵のため沢山集まっていたクサフグ。


ギンユゴイ等々が群れていた、まだ若干潮が流入してくる外側のタイドプール。
ヒメジの仲間に逃げられてしまい、ちょっと残念だった。


トゲチョウのおちびさん。
今回見つけられたチョウチョウウオはこの1匹です。


ウミウシかなんかだと思って一瞬手を出しそうになったカツオノエボシ。
カニが岩の間に引きずり込んで、食べている最中でした。
あー、あぶないあぶない。
っていうか、カニはこれ食べるんだと言うのをはじめて観察出来ました。


そして、ウッカリしていると足下をいつの間にか漂っているカツオノエボシ。


ついでなので水中から。
触手が結構伸びて漂っているのでちょっと恐い。
刺されると結構痛いし……。

やっぱり海も良いなー。
今シーズンにもう一度くらいは行きたいなー。