ひばかり日和

縫月堂さとやまの生物観察や創作などなど

風景など(新潟遠征その7)

2015-06-30 | 自然(その他)
今回の新潟行きの中でお気に入りの風景など。


牧草地の真ん中に佇むキジ。


知り合って3年程ですが、岩の上に乗っかって頑張ってる感が好き♪


いつ外れるのか?と気なっている石。


と、その下にあるアリジゴク。


雨上がりの山の紅葉。


シダたちも新緑です!


タゴガエルが産卵する岩棚の上にある草っ原。


適度な数の幼虫たちと森。
なにか凄く健全な気がする。


暑い日には心地よい、大きな木が作る木陰。



同じ森の曇りの日と晴れの日。
どっちも好き♪


堰堤と川の組み合わせを雰囲気的に「良い感じだな~」と初めて思えた川の風景。


と言うわけで、今回の新潟遠征編終了です。

ヤマナメクジ(新潟遠征その6)

2015-06-27 | 自然(その他)
ヤマナメクジです。
久しぶりに遭遇しました!


普通のナメクジ感覚で見るともの凄く大きいです。
そして色もなにか格好いいw


縮んだ状態でこの大きさです。
どういう訳かメジャーを置くとすぐ縮んでしまいます。
伸びると10cmを超えてきます。


伸びてきました!

またどこかの山の中で会いたいな~!

トンボなど(新潟遠征その5)

2015-06-26 | 自然(虫)

山中で見かけたトンボはムカシヤンマのみでした。
基本、両爬を探しているので、目線が腰より下ばかり見ているからかも知れませんが……。
標高のある場所では、他のトンボが出てくるのは梅雨明け近くかな?
すごくおっとりしたトンボです。


移動の途中で見つけた良い感じの休耕田?でしばらく観察。
まわりの田んぼは全て田植えが終わっていたので、もしかしたら少し遅めに田植えの可能性もあるけど、今は生き物の楽園です。
ここもモリアオが鳴いていたりトノサマもいたりしますが、ここではトンボを少し。
この場所で一番目立っていたのが以下の2種です。


ハラビロトンボのオス。
胸までが黒くて腹の部分が青い格好いいトンボです。


産卵中のハラビロトンボのメス。
メスも綺麗だ~。


オゼイトトンボのペア。
この場所では数が多かったなー。

ちょこっとトンボ編でしたー。

ニホンカナヘビ(新潟遠征その4)

2015-06-25 | 自然(爬虫類・両生類)
山中で出会ったニホンカナヘビ。

都市部の庭などでもよく見かける所為か、山などの自然の中で出会うとなにか懐かしさを感じてしまう可愛いトカゲです。

このカナヘビを見つけたときに、毎年わが家の庭をチョロチョロしているカナヘビ達を思い出してしまいました。
そういえば、今シーズンうちの庭の子達にまだ一回しか会ってないぞ!

タゴガエルなど(新潟遠征その3)

2015-06-24 | 自然(爬虫類・両生類)
今回、山の中で見かけたカエル達を少しだけ。


タゴガエルのチビさん。
昨年生まれかな?
そして成体には数個体しか会えなかったなぁ。
しかも、いつも産卵に集まってくる伏流水のしみ出す岩棚付近にも、姿はおろか鳴き声もゼロだったという……。


ツチガエルのチビさん。
こちらも今回はこの一匹のみ。
以前はたくさんいたのに、みんな何処へ行った?


モリアオガエルの卵塊とヤマアカガエル。
今回はヤマアカが一番見かけたカエルです。
いてくれて安心するけれど、他のカエルをあまり見かけなかったのがやはり気になる。
代わりに何故かニホンアマガエルが鳴いていたという……。
シュレーゲルの声はたまに耳にするけれども、これはこの場所では初めて耳にするものでした。
そういえばアカハライモリもあまり見かけなかったぁ。


山へ行ったあと田んぼ近辺をうろうろすると、そこにはアマガエルやトノサマガエルいて、そしてシュレーゲルも鳴いていてという、
いつもの風景が広がっていました。
そしてこの田んぼはモリアオも鳴いています。
こちらではモリアオも田んぼのカエルですね!

と言うわけで、新潟編あと少しだけ続く予定です。

第14回 松本かえるまつりでした!

2015-06-23 | 展示・講演・イベントなど
6月20日・21日と松本かえるまつりでした。


参加は20日の1日のみでしたが、天気も夕方までは何とか持ち、また色々な方とお話しできて楽しい1日となりました!







当日、スペースへお立ち寄り下さった皆さま、ありがとうございました!!
お隣に出店されていた方々も大変お世話になりました!
また次回も参加したいな、と思います♪

トウホクサンショウウオ(新潟遠征その2)

2015-06-19 | 自然(爬虫類・両生類)
今年は条件が良かったのか、沢山の卵のうを確認出来ました!
そんな中、そこそこの規模があって安定していた産卵場所のひとつが、土砂に埋まってしまっていたのが残念でした。


トウホクサンショウウオの卵のうです。
発生が進んでいて、もうすぐ幼生達が水中へ出てきそうです。



トウホクサンショウウオの幼生。


少し成長した個体とまだ小さな個体。
出会い頭の事故が起きそうな予感が!


今回は回避されました。
しかし、エサも少なく狭い場所なので、共食いは必須事項。
アカハライモリやヤゴとも競合し、更にこの時期、ヤマカガシなどの姿も見かけるので一体何匹が無事に上陸できるのだろう?
因みに、同じ場所でオタマジャクシも沢山生活しています。

モリアオガエル(新潟遠征その1)

2015-06-18 | 自然(爬虫類・両生類)
久しぶりの遠征です。
今回は新潟方面へ出掛けてきました。


もう、必ずと言って良いほど出会うニホンザルです。
山中で群れに囲まれるとちょっと恐い……。


雨も上がり晴れ間も出てきました!


卵塊発見!
でも、鳴いているオスの数も多くないし、もう少し早く来られれば良かったなぁと微妙な気持ちに。


成長しているオタマジャクシ達。
日当たりの良い場所などでは発生も進んでいます。


水温も例年より少し高いです。


そして、残雪はかなり少ないです。


林道にあったコンクリートの割れ目にも産卵。
色々なところを利用します。


水中でメスを待つモリアオガエルのオス。
画像の上のほうに見える白いものは、孵化した卵塊の残りです。
水中にはオタマジャクシが沢山います。


モリアオガエルのオスとトウホクサンショウウオの卵のう。
サンショウウオは当たり年のようで、卵のうを多数確認できました。
一昨年は殆ど見かけなかったです。

今回はモリアオガエルの遭遇数も少なく更にメスにも会えませんでしたが、卵数は沢山あったのでそれは大変良かったです。
相変わらずタイミングは難しいですね~。
しかし、今回もモリアオさんに会えて良かったです♪

微妙に生存確認(シロマダラ)

2015-06-16 | 飼育(爬虫類・両生類)
ほぼ毎日一緒にいるのに、滅多に姿を見せてくれることのないシロマダラですが、思わぬときにその生存を確認させてくれたりします。
本人は別に生存をアピールしているわけでもなくただ移動の途中で、全く気にしていないか、もしかすると「うわぁ、面倒くさいのがいた」
(もし見えていればの話)程度には思っているかも知れませんが……。

そして飼い主の方は「おー、元気そうだ!」とか「良いものが見られた!」と単純に喜んでしまったりします。

と言うわけで、エサの供給さえきちんと出来れば、タカチホヘビも十分楽しんで飼育できるんじゃない?と思ってしまう今日この頃です。


ケージ内に張り巡らされたmy通路を移動中。

ひと夏を超えて冬眠も無事終え、今のところエサも食べているし脱皮の状態も悪くはないので、もの凄く嫌な思いはさせていないのかな?と思っています。
あとどのくらい共に過ごせるだろう?




講演でした!

2015-06-15 | 展示・講演・イベントなど
6月14日、東京農業大学「食と農」の博物館にて、写真展示「身近な両生爬虫類」関連の講演無事終了しました。
参加して下さった皆さま、ありがとうございました!





東京都区部でも観察出来た両生類と爬虫類。
ヘビにはまぶたが無い。
ヘビとトカゲでは脱皮の方法が違う。
頭が三角なのって毒ヘビなの?
ヤモリはどうして窓に張りつけるの?
似たようなカエル見分け方は?
等々のお話をさせて頂きました。

また、ふれあいコーナーでは、ヘビに触ったときの感覚がすべすべしていることに驚いてみたり、カエルやイモリ、
カメに触れてみたりと、聴いて見て触れてという事を体験して頂きました。

時間の都合上、各項目共にほんのさわりの部分の内容となっておりますが、これを機会に少しでも興味を持っていただけたり、
ほんの少しでも理解が深まっていただければ幸いです。

今後も活動を予定しておりますので、ご興味のある方は是非参加してみて下さいね。