limited express NANKI-1号の独り言

折々の話題や国内外の出来事・自身の過去について、語り綴ります。
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不祥事

2017年01月29日 11時46分42秒 | 日記
公務員の不祥事が止まらない。我が長野県でも「教職員によるわいせつ行為」「警察官の違反揉み消し」等々が、いっこうに消えて行かない。特に教職員に関する「信頼」の失墜は深刻で、盗撮・みだらな行為で懲戒免職になる事件が、後を絶つ気配がない。県教育委員会は何をやっているか?再発防止どころか「再発助長」をしているとしか思えない。知事も真剣にこの問題に関して「対策を考える」と言うか、関係者への「過酷な処分」で対抗し鉄槌を下してもらいたいと思う。
さて、先般、沖縄県の副知事が「県政を混乱させた」として辞職したが、これもまた「教育」絡みの不祥事であった。元教育長の証言によれば、特定の教職員受験者に対して「合格」の口利き、人事異動に関して「昇進」の配慮を要請したとあり、拒むと「恫喝」されたと言うものだ。これに対して副知事は「名誉棄損」で訴訟を起こすと会見を開き、元教育長の証言は「何の根拠もないウソ偽りだ」と息巻いて疑惑を否定。これに対して県教育委員会は「全面的に受けて立つ」と真っ向から対立する構えを見せた。「やった、やってない」の水掛け論は何処の都道府県でもありそうな事案ではあるが、沖縄県と言う「目下国と全面抗争」をしている所の足元で、火の手が挙がったことに果然注目が集まってしまったのは「火に油」状態である。翁長県政を支えてきた第一人者が疑惑の中心人物で、実に見苦しく「抵抗」を試みるとは、ただただ情けない。県民が一致団結して「米軍基地問題」に対して戦っている足元で「極めて醜い争い」が勃発したのは、明らかにマイナス要素と言わざるを得ない。元副知事が素直に「教育委員会に対する介入」を認めていれば、被害は最小限で済み「基地問題」へ注力出来たのに・・・。今回ばかりは翁長知事に同情するし、元副知事に対して「沖縄の戦いに水を差すな!!」と警告してやりたい。アメリカ帝国が皇帝ジョーカーの元、対中国戦争を考慮しだしている最中、基地・地位協定・返還の交渉と解決に不透明感が漂い、暗雲すら立ち込めている中での今回の不祥事。稚拙で軽率すぎる事件ではあるが、痛手はあまりにも大きく深い。