にゃんはバラが好き

ばーちゃんがお花の活け替えににゃんを誘ってくれた。
あちこちに飾ってあったお花をツボから出したりチクチク剣山から外したり＾＾。
にゃんはちょん切って飛んでったオハナのしっぽを取ってきてあげる係だったんだけど・・・
今はザンネ～～ン。拾えなくなっちゃったにゃ。

でも、お花活けを見ているのはだ～～い好き＾＾
古いお花の又使うもののあんよをお水で洗って、新しいお花と並べておいて、はじめに水盤の剣山に差し込むんだけど・・・

ばーちゃん曰く、
「ちゃんと習ったことはちょびっと。だからばーちゃんは『自己流・勝手派』の家元で～～す＾＾。」
なんちゃって派でもあるので、活け方はぐちゃめちゃ。
でもお花いけるのはだ～～いすきなんだって＾＾。

「最初ににゃんの好きなバラからね＾＾」
あ、ほんとだ！。ピンクの大きなバラのつぼみが4本！
にゃん、生きてた時にもバラは大好きで、よく引っこ抜いてむしゃむしゃ食べちゃって怒られていたにゃ＞＜。
なつかしい想い出。

あれ？
ばーちゃんお花のあんよを長ーくチョッキンナ？
いつもは長いのを3本、順番に活けるのに？
4本全部短くちょん切っちゃったよ・・・

見ていたら、短い4本のバラを剣山に挿すと、次にカスミソウをどんどん挿して、バラのお花がやっと覗くくらいに一杯挿して・・・
「これで出来上がり。いつものとはちょっとちがうでしょ＾＾」
ばーちゃん、悩んでいたおんなじパターンからの脱出を試みたんだにゃ。
でも、これって、ちゃんとした生け花の先生に怒られないのかにゃ・・・

水仙と撫子を水盤に活けたのはじいちゃんの隣。
バラはにゃんのとなり・・・じゃな～～い！どして？
「ちょっと変えたカタチにしたから、おかーさん気づいてくれるまでお玄関ね＾＾」

だけど・・・
すぐににゃんのところに持ってきてくれたにゃ＾＾
「おかーさんすぐ気が付いてくれたんだにゃ＾＾」
「違うの、キイロちゃんががカスミソウをみんな抜いちゃって、お玄関の前にバラバラに散らばしちゃったから、回収してこっちに飾ることにしたの。」
このお部屋にはキイロは入れないから・・・へへへこれはやっぱりにゃんのバラにゃ＼(^o^)／

にゃんはバラを食べちゃって叱られたから辞めたけど、キイロの奴は何度叱られてもおんなじことをやるおバカ。
最近お目目が全く見えなくなったから、もうしないかと思ったけど、お花は匂うからわかるんだにゃ＾＾

（まあ、おかげでにゃんの好きなバラがにゃんのところに来たから、今回はキイロをゆ・る・す・にゃ）