最後の訪問場所は、美味しいものもなければ、面白いものもない毛皮屋さん。
最初に立派な椅子にふかふかな毛皮の敷いてあるところに案内され、敷物の説明に30分。にゃんすっかり飽きちゃって、黄色と二人で、イッチバンふかふかそうな場所で、
ぴょんぴょん跳ねたりすりすりしたり。
少しくらいお行儀悪いことしてもだーれにも見えないからにゃ^^安心して二人で遊んじゃったにゃ。
びくびくしていた黄色も、ふうわりあったか敷物の上でまったり。
背後霊生活を、少しずつ理解してきたみたいにゃ^^。
黄色は生きていた時、かなり若いときから全然お目目が見えなかったから、はじめは死んで背後霊になって、急にお目目が見えるようになって戸惑っていて、すご~く臆病だったんだよにゃ。
最近やっとおねーさんのフードからは出ないけど、一緒にお出かけを楽しむようになったばかりなのにゃ^^。
そのうちクイズが始まって、渡された紙に〇をつけるんだって。
4個あるうち1個だけなんとなくこれかな?っていうのがあったのでばーちゃんそれに〇をつけ、順番に眺めて次にそれっぽいのにも○。
3と2に〇がついたのであとはドタ勘でじゃあ、1と4。とてきとー^^。(いい加減ばーちゃんの面目躍如にゃ^^)
テキトーに割り振って回収する人に渡し、すっかり飽きて居眠りが出てきたころ答え合わせ終了。
40人ほどのツアー客の中で7人正解だって。
自分が書いた番号も覚えていないばーちゃんの腕をつついて、おねーさんが、
「ばーちゃん全問正解だったんじゃない?。」
「え~。そうだっけ?。適当に書いたから忘れちゃった。」
順番に名前を呼ばれ、最後に本当にばーちゃんお名前呼ばれたにゃ@@。
ドタ勘が当たって、小さなかわいい白いふわふわきつねさんゲット^^。
でも、そういう可愛い飾りものはばーちゃんよりおねーさんの方が似合うから、即おねーさんに上げちゃったにゃ。
(にゃんが貰って、もベロベロに舐めまわして可愛がるだけから・・・おねーさんにあげて正解^^。)
そのあと広いお部屋に移動。
ベッドがいっぱいあって、二人ずつお昼寝なんだって。
さっき説明のあった毛皮のお布団と掛ける毛皮の毛布にくるまって横になっていたら、ほんっとにくーくーねんねしちゃったにゃ。
説明してくれてたおばさんが来て、
「きもちがいいでしょう?。」って聞くから、にゃんつい『うん、うん。いつまででもねんねしていたいにゃ^^。』
・・・でも、おばさんには絶対聞こえてないにゃ^^。
お値段聞いて、ばーちゃんシラー。
セットで135万円だって^^。
お部屋を移動したら、コートやバッグやアクセサリーも売っていたけど、今のばーちゃんに必要なものは何もない。
おねーさんのお歳にあった若向きデザインもなくって、本当のお昼寝旅だったにゃ。
お外に出るとまだ風は吹いていたけれど、火照ったほっぺにいい気持ち。
バスは待ってくれていたけれど、まだお時間は少しある。あとは帰るだけ。
おトイレに行ってバスに乗ると、程なく全員集合。
このツアー参加の人は、だれ一人遅刻する人のいない律儀な人が多かったにゃ。
ただ、笑っちゃったのが、参加者はばーちゃんも混ぜて、ジーサンバーサンバーサンバーさん・・・プラス1おねーさん。だったことにゃ。
でも、にゃんも楽しんできたからよかったにゃということで^^。
おしまい