おじさんたちは朝もはよから現場に行ってたらしいけど、
『呼ぶまで待ってて。』
のばーちゃんたちは、お隣りの棟でのんびり朝のお茶。
8時過ぎに、
「この前の所。わかるでしょ?。来てくれていいよ~。」
なんとものんびりしたお手伝いのスタート^^。
コロナ前に行った作業小屋に着くと、ばーちゃんの長靴も、おかーさん用のおっきななが靴も用意してあって、さっそく田んぼに入る。
でも、最初の田んぼは仕切りがうまくなかったとかで、少しびしょびしょなんだって。それでお隣のおっきな方の田んぼから、ということで、そちらに移動。
畔の端の(水抜け水路)の中を歩いて、1mくらいの石垣を上るんだけど、最初の足場の先の足場を、次のあんよで探しているところを、おかーさんがお節介にもお尻をぎゅん!。
ばーちゃん顔から草むらのなかにつっこんじゃってあわわのわ><。
おばさんに引き起こされて😠のプン!。
それでも目的地に到着で、さて、なにをすればいいのなんだけど・・・。
にゃんは初めて近くで見るお米の黄色い田んぼにワクワク。
早速ひと渡り飛んで見たにゃ^^。
ずいぶん広いにゃ@@。
おうちの近くの小学校のお庭くらいかにゃ?。
お手伝いのよそのおじさんが、鎌をもって隅っこでシャキシャキ。
おかーさんが、
「鎌で刈るんですか?@@!」
びっくりしてきいたら、
「四隅は一坪強の広さを鎌で刈ってやらないと、機械の方向転換が出来んからな。」
おかーさんはそのおじさんに聞いてやり方を教わり、別の角に移動。
ばーちゃん見学者^^。
そこへおじさんがやって来て、
「ばーちゃんはここに座ってていいから、この麻ひもを60cmくらいに揃えて切ってて。
稲刈り機の稲は束ねて出てくるけど、手で刈った稲や、機械がこぼした分は手結びだから、50本くらい切っておいて。」
前の年に使われたものらしいけど、糸口も見つからないコンガラ結びの麻ひもの束をお膝にのせて、回したり潜らせたり引っ張ったり戻したり・・・。
60cmの10本を一束にするのにえらい時間がかかる><。
今日はお日様さんさん。さわやかな風がちょっとツメタ目?。
座り作業のばーちゃんはおせなに陽を浴びてヌクヌク。
忙しく働いている人は汗だくだく^^。
『にゃん、あの機械の後をついて回るにゃ^^。』
座ってばかりじゃつまんないもん。
機械の後をついて回って、こぼれた稲を拾ったり、機械が倒した稲を起こしながらついて行くおかーさんの頭の上をふわふわ飛びながら、稲刈りってこういうもんなんだ、って納得。
にゃんはご飯はあんまり食べないけど、でも、病気なんかで食欲のないとき、昔はチャオチュールがなかったから、かつぶしご飯貰って暮らしてたんだにゃ^^。
この黄色いつぶつぶがごはんになるんだにゃ@@。
それぞれがお昼を済ませると、ほぼ終わった田んぼに「はざ」を立てて結ばれた稲束を干すのにゃ。
その前に、機械が回りながらあちこちにばらまいたように置いてある稲束を、干しやすいようにはざのそばに運ぶお仕事。
バラの稲を結ぶひもは50本じゃとても足らず、もう少し切ることに。
で、ばーちゃんはまたお紐チョキチョキ。
大分ほぐれた束はすんなりほどけるようになって、その後100本ほどはあっさり切れて、次の田んぼの分に回せるにゃ^^。
で、ばーちゃんも稲の束運びに参戦^^。
おばさんとおかーさんは10束ずつ運んでいたけど、ばーちゃん3束ずつ。
それもなるべく近いところから、近間のお山まで^^。
午前中から三々五々はせ参じてくれたお手伝いさん含めて、10人ほどでせっせと作業をしていても、10月半ばの日の暮れようはかなり早く感じて、大収穫に近い稲束は掛けてもかけてもまだいっぱい。急いで鉄パイプの追加で掛ける場所を増やしても、
「ここ、あと20たばくら~い!。」
「こっちもあと10束以上~~!」
初めはしろうとのばーちゃんやおかーさんに、
「あんまりギュンギュン詰め詰めにすると乾きが悪くなるから、少し詰めるくらいにしてね。」
そう教えてもらったんだけど、そのあたりをギュンギュン押して2・3束詰め込み^^。
そんなこんなで日暮れ前に今日の干すのは間に合って、明日、雨が降る、ということで、ビニールシートをかぶせて、やっと作業は日の落ちる前に終わって、「おめでとうございます」だったにゃ^^。
今日はこれでおしまい。
また明日。