「やご救出大作戦」と称したプールの水の入れ替え前、体育着のすそをたくし上げたこじぞうたちが、水の少ないプールに入って、そこで育ってしまった小動物を保護するという行事がありました。
捕獲用にペットボトルを忘れたこじぞう、しぶしぶ小学校に届けにいった私。
何を持って帰ってくるやらと、恐々としておりました・・・
やごなら、トンボになるんだもんねぇ~
ところが。
こじぞうがつれて帰ってきたのは、2匹のちっちゃい足が2本ずつはえた、おたまじゃくしだったのです!!
かえる、すごい苦手な私。
3つのときにばあちゃんちの池の主に通せんぼされて玄関に上がれずびーびー泣いて。
小学校のときの帰り道のでっかいウシガエル。
そして、今頃の季節、1年生の廊下で飼っていたおたまじゃくしが足が生えて死んでいるのを見るのがいやで、目をつぶって教室に入ったこと。
「なんで、なんで、おたまなのよっ!! やごじゃないのっ!!!」
と叫ぶnyanyahoiの声は、路地中にこだま。
「だって~だって~ やご、こわくてつかめなかったんだよぅ」
「やごならとんぼになるじゃない、おたまはかえるになるのよっ!」
「ぜったいぜったい、私、せわしないから!!」
ところがこじぞう、初めての生き物のお客様に。
がんばってはりきって、なんどもペットボトルの水替えるもんだから、水があふれておたまを落とし。
いやいや、いやいや、救出を手伝い。
なのになのに。
こじぞうってば、名前をつけたんですよ、2匹に。
しゅしゅっとすばやく動く元気なほうが「スピンキー」
おっとりしてるほうが「モモ」
名前までつけられてしまうと、ついつい。
こじぱぱは、虫かごを買ってきて、水槽代わりにしました。
めだか用の水道水の中和剤も買ってきた。
ほんとに頭のおくの無意識の部分で、絶対矛盾と戦ってたのだと思うのですが、
ついつい、眺めてしまって。
ついつい、かわいくなってきて。
ついつい、水替えたり、声をかけたり、してしまって(=^・^=)
陸に上がれるようにペットボトルを切ってこじぱぱがおやまを作りました。
そしたら、すぐにおやまのすそのほうで、追いかけっこしてもぐったり上ったり。
飽きもせずに遊んでいます。
2匹で寄り添ったり、たまにちょっかい出しにいったり。
おたまじゃくしでも、キャラクターがあるのね。
そんなこんなで1週間。
スピンキーが4本足になりました。もうすぐ、川に帰そうね、でも、帰したらこじぞう、寂しくて泣いちゃうかな、なんていってたのに。
朝ごはん食べてるときまで、元気にばたばたしてたのに。
こじぞうが学校に行く直前、ぱたっと動かなくなりました。
おぼれちゃったのかな・・・
元気なほうのスピンキーが、急に死んでしまいました。
こじぞう、がくっとかたをおとして、声を殺して泣いています。
励まし励まし、登校させ。
夕方、私のお庭のコンテナの、むくげの大きな鉢植えの根元に、スピンキーのお墓を作りました。
こじぱぱママが、お線香とろうそくと、アイスの木の棒を持ってきて。
木の棒にこじぞう「すぴんきー」とマジックで書きました。
墓標です。
一匹残ったモモですが、しばらくはスピンキーの亡骸にちょっかいをだしにいったりしてましたが、その後はひとりで少しずつ体を水面に出そうとして、陸呼吸の練習をしていたみたいです。しっぽで泳いでいたのに手足が出てきたから、どうやってつかっていいのかわからないみたいで、ばたばたしてみたり、していました。
ワールドカップの日本戦の間、そうやってがんばっていたのに、試合が終わった後、モモも天国に行ってしまいました。
そして次の日、スピンキーのお墓の隣にもうひとつアイスの棒に「もも」の文字が。
おとなになるって、たいへんだね。
だって、こじぞうが水の中で暮らすようなもんだよ。
あんなちっちゃなからだで、水の中から陸に上がろうとして、がんばってたんだよ。
それができないと、おたまはかえるになれないの。
おとなになれないんだよ。
でもこじぞうは、おとなになるまで、ずっとずっとながいじかんがあるよね。
それに、水の中で暮らすほど、いのちにかかわるほど大変な試練はないよね。
すぴんきーと、ももが、がんばっておとなになろうとしていたこと、おぼえてようね。
じょうずにいきられなかったけど、おぼえていてあげようね。
ずっとずっとあとだけど、こじぞうも、がんばって、おとなになろうね。
しばらく、ちいさく切ったお線香が消えるまで、こじぞうはベランダにいました。
スピンキー、モモ、いっぱい私たちにプレゼントをありがとう。
そして、私はものすごい矛盾から解放されましたが、すこしだけ、かえるがかわいくなりました。
捕獲用にペットボトルを忘れたこじぞう、しぶしぶ小学校に届けにいった私。
何を持って帰ってくるやらと、恐々としておりました・・・
やごなら、トンボになるんだもんねぇ~
ところが。
こじぞうがつれて帰ってきたのは、2匹のちっちゃい足が2本ずつはえた、おたまじゃくしだったのです!!
かえる、すごい苦手な私。
3つのときにばあちゃんちの池の主に通せんぼされて玄関に上がれずびーびー泣いて。
小学校のときの帰り道のでっかいウシガエル。
そして、今頃の季節、1年生の廊下で飼っていたおたまじゃくしが足が生えて死んでいるのを見るのがいやで、目をつぶって教室に入ったこと。
「なんで、なんで、おたまなのよっ!! やごじゃないのっ!!!」
と叫ぶnyanyahoiの声は、路地中にこだま。
「だって~だって~ やご、こわくてつかめなかったんだよぅ」
「やごならとんぼになるじゃない、おたまはかえるになるのよっ!」
「ぜったいぜったい、私、せわしないから!!」
ところがこじぞう、初めての生き物のお客様に。
がんばってはりきって、なんどもペットボトルの水替えるもんだから、水があふれておたまを落とし。
いやいや、いやいや、救出を手伝い。
なのになのに。
こじぞうってば、名前をつけたんですよ、2匹に。
しゅしゅっとすばやく動く元気なほうが「スピンキー」
おっとりしてるほうが「モモ」
名前までつけられてしまうと、ついつい。
こじぱぱは、虫かごを買ってきて、水槽代わりにしました。
めだか用の水道水の中和剤も買ってきた。
ほんとに頭のおくの無意識の部分で、絶対矛盾と戦ってたのだと思うのですが、
ついつい、眺めてしまって。
ついつい、かわいくなってきて。
ついつい、水替えたり、声をかけたり、してしまって(=^・^=)
陸に上がれるようにペットボトルを切ってこじぱぱがおやまを作りました。
そしたら、すぐにおやまのすそのほうで、追いかけっこしてもぐったり上ったり。
飽きもせずに遊んでいます。
2匹で寄り添ったり、たまにちょっかい出しにいったり。
おたまじゃくしでも、キャラクターがあるのね。
そんなこんなで1週間。
スピンキーが4本足になりました。もうすぐ、川に帰そうね、でも、帰したらこじぞう、寂しくて泣いちゃうかな、なんていってたのに。
朝ごはん食べてるときまで、元気にばたばたしてたのに。
こじぞうが学校に行く直前、ぱたっと動かなくなりました。
おぼれちゃったのかな・・・
元気なほうのスピンキーが、急に死んでしまいました。
こじぞう、がくっとかたをおとして、声を殺して泣いています。
励まし励まし、登校させ。
夕方、私のお庭のコンテナの、むくげの大きな鉢植えの根元に、スピンキーのお墓を作りました。
こじぱぱママが、お線香とろうそくと、アイスの木の棒を持ってきて。
木の棒にこじぞう「すぴんきー」とマジックで書きました。
墓標です。
一匹残ったモモですが、しばらくはスピンキーの亡骸にちょっかいをだしにいったりしてましたが、その後はひとりで少しずつ体を水面に出そうとして、陸呼吸の練習をしていたみたいです。しっぽで泳いでいたのに手足が出てきたから、どうやってつかっていいのかわからないみたいで、ばたばたしてみたり、していました。
ワールドカップの日本戦の間、そうやってがんばっていたのに、試合が終わった後、モモも天国に行ってしまいました。
そして次の日、スピンキーのお墓の隣にもうひとつアイスの棒に「もも」の文字が。
おとなになるって、たいへんだね。
だって、こじぞうが水の中で暮らすようなもんだよ。
あんなちっちゃなからだで、水の中から陸に上がろうとして、がんばってたんだよ。
それができないと、おたまはかえるになれないの。
おとなになれないんだよ。
でもこじぞうは、おとなになるまで、ずっとずっとながいじかんがあるよね。
それに、水の中で暮らすほど、いのちにかかわるほど大変な試練はないよね。
すぴんきーと、ももが、がんばっておとなになろうとしていたこと、おぼえてようね。
じょうずにいきられなかったけど、おぼえていてあげようね。
ずっとずっとあとだけど、こじぞうも、がんばって、おとなになろうね。
しばらく、ちいさく切ったお線香が消えるまで、こじぞうはベランダにいました。
スピンキー、モモ、いっぱい私たちにプレゼントをありがとう。
そして、私はものすごい矛盾から解放されましたが、すこしだけ、かえるがかわいくなりました。
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