計画したCLから提出されたので掲載します。
バリエーシュンルートの中でも長く難易度の高いこのルートを御在所の岩場などで何回も訓練して臨んだ山行です。
報告に記載されたように2日目ゴールの山小屋到着が22時50分と異常に遅く岩場をヘッドライトで歩いたのです。
OSACでは登山中暗くなったらビバーグして翌朝を待つことをルールとしていますが、この山行では標高が高い為 夜間かなり寒くなりビバーグは大変厳しい状況になります。
そこでCLは遅くなっても小屋まで歩く判断をしましたが(このケースでは理解できる)疲労や道迷いによる計画遅れでの夜間歩行は危険で原則避けるべきです。
再発防止の一つの方法はこのような長い岩場歩行を伴う山行(ヤマップ等の過去の記録は岩場登攀能力や体力で大幅に異なる)は日が長い夏の方が良く(雪渓の状況が許せば)計画の1.5倍くらい遅れても明るい内に到着できると良いと思いました。