焼いて皮むいて、砕いたタラコを、ごはん全体にさらっと混ぜ。
軽めに握り。
焼きのりを巻いたの。
亡母が、おにぎりを作るとき、定番のひとつだった。
あれ、また食べたいな。
同じ強さ…ていうか、弱さでは、とても握れない。
…食べるとき、くずれそうなの。
学生時代、学祭かなんかに、母が差し入れてくれて、
「ふわふわー」
と、みんなが言うのを聞き、うちの、ふわふわなんだと知った。
なにせ、コンビニのない時代。
母親の握ったもの以外、おにぎりを食べる機会は少なかった。
焼き鮭も、ほぐして、ごはん全体にさらっと混ぜて、同様に握った。
外から見ても、具がわかるし、どこ食べても具がある。
鰹節にちょっと醤油して、ごはんに混ぜるのも、あった。
梅干しは、タネを外して、中に入れるだけだから、
「外見、白飯なのは、うめぼし」
て、感じだったなあ…。
当然、海苔は、直まき・しっとり。
昔、家で作れば、みんなそうだったし。今、コンビニで買うときも、そっちが好きだ。
亡母が、おにぎりを作るとき、云々 … くずれそうなの
委員長、、お母様から秘伝の握り方を 教わらなかったのが、、ちょいと 悔しいネ。
私も、、酒の肴で、、父上がつくる、「いりこ味噌炒め」を教わるのを怠ってしまって、、ソレを食べたくなりますが。
母に尋ねても、、教えてもらっていないらしい。
皆誰にも、、懐かしく思える味がある、、その時はもう・・
味わえない事が 多いですよね。