西湘ケチおばRIN

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「頼れる米国」体現 故パウエル米元国務長官の功績と「汚点」

2021-10-19 10:39:34 | 叫んじまうぜ

昔、自伝を読んだなぁ…。


『「頼れる米国」体現 故パウエル米元国務長官の功績と「汚点」』
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_73QIMVKWWZOHPPX2ULCIJDSBLY


実戦経験のある軍人ほど、開戦に慎重。
「やめ方が決まっていない戦いは、始めてはいけない」

日本は平和なおかげで、こういう人を得にくい…。


多くの人々の信頼を得た、良識派。

だが。

『…ブッシュ(子)政権がイラク戦争に向かう過程では国務長官として、当時のフセイン政権が「大量破壊兵器を保有している証拠がある」と断言した。米国人の多くが「開戦には大義がある」と信じた。世論調査会社ギャラップによると、イラク侵攻への支持は開戦直後に7割を超した。

しかし、大量破壊兵器は見つからなかった。イラクでの泥沼は米国の国力と威信の低下につながった。パウエル氏は後に「誤った情報に基づくものだった」「人生の汚点」と認めている。それでも同氏がしばしば大統領候補として名前が取り沙汰されるだけの人気を保持できたのは、ベトナム戦争に2度従軍した「英雄」であることに加え、こうした率直な態度があったからだ。…』

誤った情報をもとに、イラク侵攻へ。
パウエルが言うから、国民も信じた。

そのかわり。
のちに、そのあやまちを、自身で認めた。
そういう人も、日本の政府・公・責任ある人々の中に、いないー!


良識とバランス感覚のゆえか。
大統領になる可能性があったのに、夫人の反対を受け入れ、出馬しなかった。

「大統領になるとどうなるか」という現実・内情も、よく知っていたのだろう…。

まともな人は、いわゆる政治家にはならない…。
それが賢明な、この世の中…。




ところで…。
突然、身近な話。

「マルチ商法」的なものの勧誘。

だまされて「信じ込んでいる」人が、心から誰かを誘うとき、その人は当然「だまそう」とはしていない。

人間、相手が自分を「だまそうとしているか」「いないか」は、見分けやすいが、相手が「本心から言ってる」と、当然だまそうとしていないから、見分けられないのだそうで!

つまり、「利用されている善意の勧誘者」は、結果的に、うまくだませる!



…いい人は、自分が利用されて「手先」にされないよう、よくよく気をつけないといけない。


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