喪中の年末年始

いつになく、のんきな年末を過ごしている。

５年前、母が亡くなったときは、父が、
「喪中だから、何もしないっ。完全にフツーにする！」
とのことで、ほんとに、元旦にフツーにトースト食べたりしていた。

父が亡くなり、今回は、ほんとにひとりだ。
2階の弟一家はいるが、一応、別世帯なので。

長年、大晦日の夜から正月まで、鍋奉行の亡父と、亡母が仕切って、全員で食事をしたが、こちらから弟に、どうしましょうと聞いてもいない。
弟のヨメも、支度してもらえるとはいえ、気も遣っていただろうから、この機会に、別々にしてもいいんじゃないかと。クリスマスには、２階が呼んでくれて、久々に皆とごちそうになれたので、まったく満足。自分は料理に苦手意識があり、人までよんでふるまおうと思っていないし、それ自体、まわりも知っている。

実は、大掃除らしいこともしていないけれど。
このところ、父のものなど、猛然と片付け、シュレッダーし、ゴミや資源物に出し、人形供養もお願いに行ったり、していたせいか、なんか、もういいじゃん、という気の抜けた状態。
来年、ゴミの収集が始まってから、また日程を組もう。

思えば、昨年末には、父は本当は体調が悪かった。
今年は、病院につきそったり、入退院の世話をしたり、まあ、そんな１年だった。
そういえば、亡くなって、まだ２か月半。

お飾りも買わない。
当然だな。

ひとりなら、何を食べてもいいし。酒とつまみでも、用意しよう。
（亡父がふだんから、お餅が好きで食べていたので、サトウの切り餅も残っている…。相変わらず、野菜以外は、消費期限に追われているわたし…）
年始にスーパーが開いていることにワタシは批判的だが、現にあいている。そのときの気分で、買い物ができないわけでもない。

来年以降、自分でおせちを作ってみるかもしれない。
いい加減な手伝いしか、していなかったので、心もとないが、人に食わせることを考えなければ、気楽なものだ。

ひとつ、心残りなのは…。

携帯電話は本当に安くなるのか - 総務省諮問委員のコメントからキャリアの対応を読む

固定電話が自分名義になり、父のアドレスも年末年始をこえたところで閉鎖予定なので、ネット・プロバイダ、携帯と、通信費全部を見直し、スマホにかえよう、と思っていたのだけど。

こんな年末に、そんな手続きもどうだろうかと、決めずにいる。
来年になった途端、「安く乗り換える」ことができなくなり、今までも長期利用者として不利益をこうむり、来年は、バカみたいな時期に乗り換えて、不利益をこうむるかも。
でも、年明けでも、たいして違わないと思うんだよなー。
内心、葛藤。

携帯3大キャリアの協調的寡占は続く