コツコツ歩き隊!

パン屋探訪・札幌(25)「プティ・フール」でダッチパンに出会う

自宅から歩いて行けるところにあるパン屋「プティ・フール」さんに行きました。
近くにあることは知っていたのですが、どういう訳か見つけられずにおりました。
(やっとどこにあるか分かりました。)
人気のお店。
「角食」を購入したい場合は早めに行くことをおすすめします。


「ダッチパン」と書かれた名札を見て「?」となりました。 



札幌市白石区にあるパン屋「プティ・フール」さんで売られているパンであります。 



亀の甲羅のような、ヒョウ柄のような模様のついたパン。
どんなパンなのか、調べてみました。
すると、なんだかややこしいことになりました。

1.ダッチパンとは
ダッチオーブンを使って焼き上げるパンのこと。
丸く成形した生地を縁に沿って敷き詰めて焼くことで、リングの形に仕上がる。
リング型にすることで、火が均等に入る。
また、真ん中の部分が空くため、パンと一緒に食べたい様々な物を入れて楽しむことができる。 

しかし、これでは上写真のパンの説明とはなりません。
ただ、「ダッチパン」を調べたことにより、もう一つのキーワードがすぐに出てきました。

2.ダッチブレッド及びタイガーブレッド
オランダ発祥と言われるパンで、またの名はタイガーブレッド。 
表面のひび割れた模様が、虎の模様に見えることからこの名がついた。 
パン表面のひび割れの正体は「上新粉」。
上新粉で作った生地をのせて焼くと、ひび割れが起こる。 

上写真のパンは一応、正式には「ダッチブレッド」なのですね。
ただ、最近人気が出始めて作られるようになったのか、人によっては「ダッチパン」とか「ダッチタイガーブレッド」と呼んでいたりするので、一つの名前に統一されるまでには、もうちょっと時間がかかりそうです。

私は、しばらくの間、「あの表面がひび割れていてダッチパンとかダッチブレッドとかタイガーブレッドとか言ったリするパン」で乗り越えようと思います。(笑)
(早く統一して!)



そんな訳で早速、「プティ・フール」さんの「ダッチパン」を頂いてみました。
本体はふわっと柔らか。
そして表面はカリザク。
…。

素晴らしい!!

これはナイスな食感。
応用の利くパンだと思いました。 
あんこを挟んでアンパンにしても良いでしょうし、オープンサンドを作っても良いでしょう。
非常に気に入りました。
我が家の食卓に積極的に取り入れていこうと思います。

さて、再びこのパンの呼び名について。
イギリスでは「タイガーブレッド」が一般的な名称となっていますが、スーパーマーケットの「Sainsbury's」は「ジラフブレッド」という名称に変更すると発表しました。
きっかけは3歳のリリー・ロビンソンちゃんの「キリンの模様に見えるのに、どうしてタイガーブレッドなの?」という質問の手紙でした。

確かに、私もタイガーはいかがなものかと思いました。
キリンの方が納得であります。 

もしかすると、新たな名称「ジラフブレッド」が日本にも登場し、ますますややこしくなるかもしれません。
静観したいと思います。


プティ・フールさんはお手頃価格のパンを取り揃えております。営業時間は午後7時までとありますが、できるだけ早く買いに行った方が良いですよ。

<参考資料>
  • Yuccoのパン「タイガーブレッドの由来とは」
  • ソトレシピ「ダッチオーブンで焼きたてのパンを作ろう!ダッチパンの基本とアレンジレシピ3選」
  • cotta column「表面のひび割れ模様が魅力的♪ダッチブレッドレシピ」

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