「さっぽろ雪まつり」特集、最後を飾るのはイベント最大の目玉・大雪像であります。
高さ12~15 m、 奥行15~21m、横幅16~26mもある巨大な雪像が来場者を出迎えます。
最近はプロジェクションマッピングも加わり、雪像制作の技術だけでなく、ストーリー性のある演出も鑑賞ポイントとなっています。
<大通会場4丁目・STV広場>
今年の4月、北海道白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が誕生します。
それを記念し、STV広場ではアイヌ民族の創世神話を大雪像で表現しました。
女性は森の女神・チキサニ姫、男性は雷神・カンナカムイであります。
動植物、道具類など、あらゆる存在に神が宿り、密接につながっているというアイヌの世界観を表現しています。
<大通会場5丁目・道新 雪の広場>
北海道はサラブレッドの一大産地。
国内生産の98%を占めるそうです。
そんな馬産地・北海道の悲願は、フランスのパリ・ロンシャン競技場で開催される「凱旋門賞」なんだそうです。
願いが成就することを祈ります。
<大通会場7丁目・HBCポーランド広場>
昨年、日本との国交100周年を迎えたポーランドがテーマ。
首都・ワルシャワのワジェンキ公園に建つ、水上宮殿を雪像で再現しました。
制作技術の高さをじっくり鑑賞したい大雪像であります。
<大通会場8丁目・雪のHTB広場>
こちらもウポポイ誕生を記念して造られた大雪像。
ストーリー性の強いプロジェクションマッピングと融合、感動的な作品に仕上がっています。
レーザー光線が落ちてくる雪にあたり、広場がドラマチックな空間に変わるところも目が離せません。
HTB広場の作品は良いですね。
感動で今年も目頭が熱くなりました。
<大通10丁目・UHBファミリーランド>
国民的アニメ「サザエさん」一家がウインタースポーツを楽しんでいる様子を描いた大雪像であります。
なんと「サザエさん」は放送開始50周年を迎えたそうです。
よって、大丸札幌店で「サザエさん展」が開催されます。
フジテレビの宣伝的要素がちょっと強い気もしますが、サザエさん一家の描写力は見事。
技術の高さがうかがえる作品となっています。
雪不足、悪天候により雪像制作には苦労が伴ったと思いますが、大盛況のうちに終わりを迎えることができたのではないかと思います。
来年も楽しみです。
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