秋田県角館~秋田市散策レポート(2017年12月6日~7日実施) その6 ・最終回
ウォーキング開始!(2日目)
3.秋田市立赤れんが郷土館
秋田県立美術館で「アートたけし展」を拝見し終えると、途中、郵便局に寄りながら「赤れんが郷土館」に向かいました。
午前中は晴れていたのに、突然天気が荒れまして、びっくりしました。
しかし、旭川沿いの風景は雪のお陰なのか情緒が感じられて、こちらでの散策は決して辛いものではありませんでした。
さて、「秋田市立赤れんが郷土館」。こちらは、すずらん通りのそばにあります。
明治45年に竣工のこちらの建物は、秋田銀行本店本館として昭和44年3月まで使用されていました。
ちなみに外観はルネサンス様式を基調としたものだそうです。
建物外部は秋田県技師山口直昭が、内部は東京の星野男三郎が設計しました。
内部はバロックスタイル。
赤れんが郷土館は、建設にあたっては地盤が軟弱なため基礎工事を入念に行ったそうです。
そのお陰で過去何回か起こった大地震にもびくともしなかったそうです。
じっくり見学すると、併設されている「勝平得之(かつひらとくし)記念館」と「関谷四郎記念室」へ移動、
「勝平得之記念館」では秋田の自然や風俗を題材にした味わい深い版画作品を、
「関谷四郎記念室」では人間国宝で鍛金家の関谷四郎が制作した超絶美しい花瓶等の道具類を鑑賞したのでした。
秋田旅行の2日目は芸術鑑賞三昧。
想定外だったのですが、素晴らしい作品をたくさん見ることができて実に印象深い散策となったのでした。
(本当、良かった!)
4.Cafe Epice
散策後半の休憩場所は川反(かわばた)通り沿いにある「Cafe Epice」さんへ。
写真撮影は不可だったので店内の様子は写真ではご紹介できませんが、
ナチュラルでシンプルながらお洒落な雰囲気の店内でのカフェタイムは実に良いものでした。
旭川に面したカウンター席でテーブルに置かれた本を読みながら、パウンドケーキを頬張ると、
いつの間にか旅行しているのを忘れてくつろいでおりました。(笑)
揃えられていた本の好みが完璧、私の好みと一致しており、それもまたなんか面白かったです。
立ち寄って本当に良かったです。
詳しくは公式HPへ:http://cafe-epice.tumblr.com/
5.金萬ターミナル店
カフェを出ると、外はすっかり暗くなっており、美術館等は閉館の時間となっているため、
ホテルに戻ることとしました。
しかし、真っ直ぐ戻らず、秋田駅周辺を寄り道。
秋田銘菓の「金萬」を買いました。(10個入り648円也)
しかもキティちゃんの「金萬」!
「金萬」は卵入りの白餡をはちみつの風味がほんのり広がる生地で包んでふっくら焼き上げたもの。
この大きさが秀逸で、ついつい手が伸びてしまうという和菓子です。
2日目はウォーキングにはイマイチのコンディションではありましたが、充実の散策でありました。
散策マップ
参考資料
- まっぷる秋田 ’17-’18
- 秋田市立赤れんが郷土館リーフレット
つづく