街歩きや散策の楽しみと言ったら、やはり「ランチ」であります。
その土地ならではの名物を食べてみたいですし、人気店や話題のお店でも食事してみたいです。
あるいは気になったお店にぶらりと立ち寄ってみるのも楽しいです。
ラーメン、定食、B級グルメ、ご当地グルメ…
テーマは色々です。
テーマは色々です。
お値段は安いのに味もちゃんとしていて、お腹もいっぱいになる。
「安くてうまい」のど定番・駅そば。
(しかも早い!)
やはり、関東は安定感が違います。
ちゃんとランチ計画を立てて出かけたのに、駅構内にあるお店の看板を見たら食べたくなってしまい、立ち寄ってしまいました。
東京メトロ新木場駅改札内にある「メトロ庵」。
えのき茸天そば(490円)であります。
えのき茸天はなかなかお目にかかれない天ぷら。
えのき茸は歯に挟まるのが嫌なのだけど、食感が楽しいのでしょっちゅう食べているきのこ。
大好物なんですなぁ。
ワンコインでおつりが返ってくるなんて、素敵であります。
注文して2~3分で呼ばれる駅そば。
店員さんがテキパキと、それでいて優しく声をかけてくださるのも、おそばに彩りを添えてくださっていると私、信じております。(感謝)
何というボリューム。
スーパーで売っている普通サイズのえのき茸1/5~1/4ぐらいを扇状に広げて、衣をつけ揚げていると思われます。
えのき茸はうまく噛み切れないので、小さくかぶりついても噛み切れず、根元のところを引きちぎるような感じになります。
根元の部分がばらけていれば良いのですが、くっついたままなので何度もかぶりつかなければならず、それのせいでちょいと食べにくくなっております。
だけど、やっぱりえのき茸は大好物。
苦にせず、かぶり続けました。(笑)
ちょっと長めに揚げているため、衣はきつね色。
香ばしさが加わり、ザクザクとした食感となっております。
それが時間とともに汁を吸ってふにゃける。
こういうところも汁そばの良いところ。
ふにゃけた衣を食すことで満腹となり、さらに腹持ちの良さを付け加えるのであります。
駅そば(=時に立ち食いそば)。
そばの中の1ジャンルと考えましょう。
道民の皆さん、東京旅行の際は、「駅そば」文化に触れるのも旅の良い思い出となりますよ。
(ご当地性があります。)
是非、お試しください。
私にとってのバイブル。
おすすめの本であります。