宮城県仙台市青葉区愛子散策レポート・その1
愛子
桜の咲く4月まで、あともう少し。
色々行ってみたい所はあるのですが、どうせなら4月にした方がいいのでは、と思ったら、
あらら、どの街に散策に行けば良いのか分からなくなってしまいました。(汗)
そんな時、ちょっと西の方へ行ってみようかと思いました。
もう雪の心配をしなくてもいいかも、と思ったら、
頭にすぐ浮かんだのは「愛子(あやし)」でありました。
仙山線に乗れますし、1時間に3本あるので、細かく計画を立てなくて済みます。
そうだ!愛子へ行こう!
という訳で、先日愛子に行って来ました。
ウォーキング・スタート
1.愛子駅スタート
仙台駅から26分くらい、仙山線に乗ると到着する「愛子」駅。
最初はなかなか「あやし」と読めず、何度も読み方をチェックしました。
地名由来は調査に時間がかかるので、ここ仙台では封印しているのですが、
やはり「愛子」の由来は非常に気になります。
すると、ラッキーなことに由来についての説明板を発見。駅出入口のすぐそばにありました。
この説明板によれば、「愛子」の地名は下愛子横町にある「子愛観音堂」から来ているそうです。
「子供をあやす」という意味があるそうで、なるほど、「あやし」という読み方にも合点がいきます。
今回は、どこで空腹となり、休憩ができるか分からないので、駅前にあるおにぎり屋さん「川井亭」でおにぎりを調達。
いざ、出発となったのでした。
(駅前におにぎり屋さんがあるのは超うれしい!)
2.諏訪神社へ
最初の目的地、諏訪神社に向かいます。今回、愛子のどこをまわるか、ちょっと悩みました。
地図で大きく表示の出ているところで、歩いて行けそうなところをチョイスしております。
駅前の大通りには大型スーパーや公共施設などがあり賑やかですが、自然豊かなところであります。
春や秋となれば、さぞ美しい風景となりますでしょう。
遠くに気になる建物群(左)が見えますが、西の方に向かい、小道を下りていきます。
最初、延暦年間に山神として祀られ、氏子の崇敬を集めたという、諏訪神社。
源頼朝が平泉の藤原泰衡を討伐した際に、特に当社に祈願して戦勝を得たので、
家臣の伊沢家景に本社殿を造営させ、建御名方命を祀って諏訪社と改称しました。
本殿(右)は県重要文化財に指定されています。
諏訪神社がある丘は野武士が立てこもったと言われ、土塁や間道、空堀などの遺構が見られるそうです。
旅の始めに立派な神社を参拝することができました。
良い旅になるのではないかと思いながら次の目的地に向かうのでした。
散策マップ
参考資料
- JR仙山線「愛子」駅そばの説明板
- 諏訪神社境内に設置されている説明板
- ウィキペディア「子愛観音堂」、「諏訪神社(仙台市青葉区)」
つづく