≪前回からの続き
永田町をウォーキングしよう!
東京都千代田区永田町(ながたちょう)。
国会議事堂で携帯電話をダメにしてしまったショックから立ち直り、
再び散策開始です。
今回は国会図書館からスタートです。
ウォーキングコース
コースは地図で確認できます。こちらへ(Google Mapが開きます。)
ウォーキング開始!
8.国会図書館・東京本館(地図:12)
国会議事堂を見学した場合は正門からスタートします。
今回は日を改めてのスタートですので、参議院西通用門からスタートします。
国会図書館は国会議事堂の北隣にあり、すぐそばです。
図書館に向かう途中、日比谷高校の女子生徒が部活なのでしょうか、
ランニングしているところを見ました。
外周する場所が国会議事堂周辺。
いいなぁ。国会議事堂が青春の思い出。
カッコいいなぁ。
こういう環境でスポーツや勉学に励むと進路についてはどんなことを考えるのでしょう。
自分の青春時代を振り返り、苦笑してしまった私、
ランニングする彼女たちにエールを送りたい気持ちになりました。
「がんばってね!」
そんなことを考えながら歩いているうちに国会図書館に到着です。
国会図書館とは。
日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕を提供する図書館である。
また、納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する
日本唯一の法定納本図書館である。
国会図書館に来てまで読みたい本はあっただろうかと考えつつ、
とにかく見学実行、と思って入館です。
まず、入館するには入館手続きをしなければなりません。
コンピューターの画面をタッチしながら、名前や住所を入力して「館内利用カード」を発行してもらいます。
そのカードを使ってゲートを通り、中に入るのですが、まだやることがあります。
必要なもの以外はすべてロッカーに預けなければなりません。
カバン、カメラ、音響機器、傘などは持ち込み禁止です。
図書館が用意した透明袋に、必要な物を入れて入場です。
ふらりと気軽に立ち寄る所ではありません。
でも、立ち寄っちゃった私、これも社会勉強と思って、図書館の利用案内を熟読します。
もしかしたら、、また来ることがあるかもしれません。
国会図書館は本館と新館があり、それぞれにカフェや売店があるので、
1日中、図書館の中で過ごすことができそうです。
しかし、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
読みたい本や雑誌は、いちいち請求しなければなりません。
ふらりと立ち寄った私には、あまりにも面倒臭い作業なので請求はせず、
私の知りたいことが書いてある本をOPAC端末(蔵書検索申込みシステム)で探すことにしました。
(ちなみ自宅のパソコンでも検索自体はできます。)
私の知りたいこと。それはこれです。
これって何でしょう?
時々歩道にポツンとあります。
ボラードが小さくなった感じなのですが、用途が分かりません。
名称も分かりません。
OPAC端末を使って、真剣に検索しました!
結局、分からなかったんですけど、
次の行動につながるヒントは得られたので、良かったと思います。
ふらりと立ち寄った割には、ものすごく有意義な時間が過ごせました。
やっぱり、また来るかもしれません。
国会図書館が利用できて良かったです。
なお、国会図書館東京本館は参観(見学)することができます。
予約が必要ですが、1時間40分程の参観ができるそうです。
興味のある方は下記の公式サイトにてご確認ください。
東京本館の参観について : http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/visit.html
9.梨木坂(地図:13)
国会図書館を退館して東側にある門に向かいます。
7番目の坂、「梨木坂(なしのきざか)」があります。
永田町一丁目、社会文化会館の西横を国立国会図書館を右手に見ながら上る坂です。
『江戸紀聞』に「梨の木坂、井伊家の屋舗の裏門をいふ。
近き世までも梨の木ありしに、今は枯れて其の名のみ残れり。」とあります。
(千代田区観光協会公式サイトより)
井伊家のお屋敷があったということですが、井伊家とはあの井伊家でしょうか。
知っている名前が出てくると「おぉー。」とテンションが上がってしまうのでした。(笑)
坂を下っていくと高速道路があり、その向こうに最高裁判所があります。
立派な建物ですが、少し複雑な気持ちになります。
見学好きの私ですが、あの建物は気安く入ってはいけないと思います。
でも見学ツアーを行っているので、いつか参加するかもしれません。
お世話になったサイト
- 国立国会図書館 公式サイト
http://www.ndl.go.jp/ - 千代田区観光協会 千代田区の坂
http://www.kanko-chiyoda.jp/tabid/136/Default.aspx
次回は三宅坂からスタートです。≫