街歩きや散策の楽しみと言ったら、やはり「ランチ」であります。
その土地ならではの名物を食べてみたいですし、人気店や話題のお店で食事もしてみたいです。
あるいは気になったお店にぶらりと立ち寄ってみるのも楽しいです。
ラーメン、定食、B級グルメ、ご当地グルメ…
テーマは色々です。
テーマは色々です。
今年の健康診断は、札幌駅のところにあるクリニックで受けました。
Googleでチェックすると、クチコミの評価はそんなに高くはないのだけど、女性専用フロアがある所だったので、思い切って申し込みました。
実際に行ってみて、納得。
健診だけでなく、他にもクリニックをやっているところだったので、ワンサカ人が来院しており、案内が大変そうでした。
健診の案内内容はほとんど同じなのでしょう。
1日何回も言っていれば、1年間ではどうなるでしょう？
こう言うと、受診者はこう返す。
きっと反応もほとんど同じに違いありません。
受付のスタッフさんは、「また同じ。」、「でもうんざりした表情を見せてはいけない。」、「こんなやり取りをあとどのくらい続けなくてはならないのか。」、「仕方がない。」、「このシステム、何とかならないか。」など、様々な思いが表情に表れ、半泣き半笑いの状態。
スタッフさんの眉毛は、毛筆で書いた「八の字」のようになっておりました。
同情いたしました。
ちょっとくらいの落ち度だったら、大目に見てあげねばならないと思いました。
そんな感じで始まった健康診断だったのですが、マンモやエコーといったオプションを付け加えたのに、あっけなく終わったように感じたのはなぜでしょう？
それは備え付けのテレビで沢尻エリカの特集をガン見していたからだと思います。
検査を待つまでドキドキすることがありませんでした。
(こういう時のテレビもいいですね。)
スタッフの皆さんはよくやってくださいました。
ありがとうございました。
会計を済ませて外に出ると、札幌は雪がジャンジャカ降っておりました。
しかし、心は晴れやか。
「食べるぞぉーーーーーーーー！」
絶対、ご飯ものを食べると前日から決めておりました。
向かった先は、「sitatte sapporo」（シタッテサッポロ・中央区）。
地下1階にある「銀座 篝(かがり)」さんにお邪魔しました。
こちらのお店、ミシュランに掲載されたこともある有名なラーメン屋さんの支店で、鶏白湯が売りであります。
また、おでんや水炊きなどお酒が楽しめる一品料理も多く揃えていらっしゃいます。
ちなみに今回、私がオーダーしたご飯ものは「親子丼」であります。
蓋付きの丼で登場。
蓋を開けると、まるで黄金のよう！
お腹はペコペコ、ここ１カ月、糖質を制限したため、トロっとした卵の黄身がキンキラ輝いて見えました。
こちらの親子丼。
まず、卵がかなり凝っておりまして、特製割り下でに固められたものと、丼に盛る直前に入れられた溶き卵の両方を楽しむことができます。
煮固められた卵は割り下の味がしっかりついて、鶏肉やご飯の良い相棒となっております。
絶妙な塩加減。
ほんのちょい強めであるため、白いご飯によく合います。
溶き卵は黄身が半熟。
（ちょっと火が入っている…素晴らしい！）
白身は程よく固まっており、完璧。
やっぱり白身はちょろっと固まっていてほしい派であります。
（生のドロっとした白身はあまり好きではありません。）
鶏肉はモモとムネの両方が入っています。
ムネ肉のちょっとしっかりした食感、モモ肉の弾力、そして皮のプリッと感。
鶏肉だけでも３種類の食感が楽しめます。
そんな素敵な親子丼が熱々の状態で供されるのですから、幸せなこと、この上ありません。
ラーメンを頼まなくても、売りのスープが飲めるのはうれしいですね。
こちらのお店では、このスープにどんな麺を合わせるのでしょう。
ちなみに私の後に来たお客さんは皆さん、ラーメンを頼まれておりました。
ミシュランに掲載されたことのある人気店。
気になります。
お腹も心も満たされて外に出ると、雪は止み、真っ暗。
健康診断の結果は、年齢も年齢だし、ちょこまか色々あるのだろうけれど、何かあったらちゃんと診てもらえば良いのだから、となんだかものすごく楽観的な気持ちになって、「シタッテサッポロ」を後にしたのでした。
ところで、今回受診したクリニック。
採血メチャクチャ上手でしたよ。
あまりの見事さに舌を巻きました。
来年も札幌にいたら、またこちらで健診を受けようと思います。
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