メルパルク仙台郵便局
書きたい記事はしこたまあるわ、雨が3日連続で降るわで、
ウォーキングがおろそかになりました。
こりゃいかんわ、と思い、急遽、風景印の旅を行うことにしました。
どこに行こうか考えた時、以前立てた散策計画でコースに入れていたのに、
食べ損なった「延命餅本舗」のお団子が頭に浮かびました。
という訳で、「延命餅本舗」さんに最も近い「メルパルク仙台郵便局」へ行くことにしました。
ウォーキング開始!
1.仙台駅北部名掛丁自由通路から名掛丁藤村広場へ
たくさん歩きたかったものですから、自宅からスタートしているのですが、
さすがに自宅をスタート地点に設定する訳には行かないので、
「仙台駅北部名掛丁自由通路」(宮城県仙台市宮城野区)をスタート地点とします。
この自由通路は「エスパル2」と「アエル」の間にあります。
通路を出ると、すぐ近くに「名掛丁藤村広場」があります。
この広場にはかつて島崎藤村が下宿していた「三浦屋」がありました。
藤村は教え子との失恋、親友の自殺など、東京での悩み多き生活から逃れるように仙台にやってきました。
そして東北学院教鞭を取りながら、ここ三浦屋で日本近代詩の先駆けとなった「若菜集」を書きました。
なお、「潮音」が刻まれた石柱には「X橋」欄干の石柱を使用しています。
2.鹽竈神社
X橋は大正11年に軍部の要請で建設された東北本線をまたぐ陸橋で、
その形が「X」の文字に似ていることから、その名が付けられました。
そのX橋の架け替え工事で不要になった石材が藤村広場にだけでなく、鹽竈(しおがま)神社の参道にも使用されています。
規模はそう大きくないのですが、清々しい空気が漂っている実に良い神社であります。
神社の前には商店街。非常に雰囲気の良い商店街で、ぜひ利用させていただきたいと思うような所です。
この商店街を抜けると仙台駅東側の前に出ます。
3.延命餅本舗へ
仙台駅の東側エリアもきれいに整備され、ウォーキングがとても楽しい場所となっています。
こちらに来る度に散策コースを練りたくなります。
自転車道、その名も「イーグルロード」が整備されています。
楽天球場へ続く宮城野通は広々としており、ゆったり歩くことができます。
その宮城野通を進まず、南下し、「延命餅本舗」に向かいます。
「延命餅本舗」は昭和5年創業のお店。「延命餅」とは大福餅で、とろけるような柔らかさのお餅なのだそうです。
残念ながら、私が訪れた時には完売しておりまして入手できませんでしたが、
当初の目的であったお団子、正式名称は「田楽餅」を買うことはできたのでホッとしました。
(田楽餅については後程。)
4.メルパルク仙台郵便局
お餅を買うと「メルパルク仙台郵便局」へ向かいます。
この辺りはビジネス街に近く、交通量が多い所にもかかわらず、立派なお寺がホント多くて感心します。
メルパルクの中にある郵便局に入り、風景印をいただきます。
テーマ : メルパルク仙台、宮城野通り
切 手 : 童画のノスタルジーシリーズ 第4集 82円切手
5.榴岡公園
風景印をもらうと、田楽餅をいただくために榴岡公園に向かいます。
榴岡(つつじがおか)というので、たくさんツツジが咲いていることを期待して行ったのですが、
花をつけている木の方が少なかったです。(ドンマイ)
また公園のベンチでおやつタイム。(最近、公園でおやつタイムを取っています。)
まずはみたらしから。
でかい声で「うまーい」というのをなんとか堪えました。
お餅は焼いてあるため、表面がちょっとザラッとしているのですが、それ故、餡がしっかり絡んでいます。
それにお餅が平べったいので、たっぷりかかった、おいしい餡をガッツリ堪能することができます。
少し歯ごたえのあるお餅と水分を含んだ餡とのコラボ。
この形状がまた絶妙。
もし、球状だったら、餡の絡みが少なくなって、若干食感が悪くなっていたかもしれません。
やはり、名店の商品は素晴らしいです。
つづいてあんこ。
かなりサラッとしているあんこですが、しっかりお餅に絡んでいるので、やはりガッツリ堪能することができます。
すっごくおいしいです。
「うまーい。」とでかい声で言うのをまたなんとか堪えました。
ああ、また食べたい!!
また「延命餅本舗」さん、伺いたいと思います。
自宅から歩いてきたので、ちょっと疲れまして、ベンチでじっくり休憩させてもらいました。
なんとか体力が回復すると、帰路へ。
宮城野通を歩き、仙台駅に向かうのでした。
この日は15kmくらい歩けたので、良かったです。(でもまだ、総距離はイマイチ。)
散策マップ
参考資料
- 名掛丁藤村広場の説明板
- 仙臺楽歩「榴ヶ岡・宮城野エリア」