≪前回からのつづき
＜散策マップ＞
・大きな通りに出ると各種商業施設や飲食店があるため、休憩する場所には事欠かないと思います。
＜散策の様子＞
５．パン工房 あんびしゃす
学田（がくでん）通沿いにあるパン屋さんであります。
喫茶スペースがあり、お店のパンを使用したメニューをリーズナブルなお値段でいただくことができます。
私は「黒糖パンのセット」をチョイス。（500円也！）
黒糖パンがとても気に入ったので、お土産に買って帰りました。
パンの種類は多くありませんが、食パンの種類は多いので、食パンがお好きな方にはおススメであります。
期間限定品もあるのでチェックしてみてください。
私が行った時は、かぼちゃ食パンがありました。
６．ブーランジュリーココドゥシュシュ
篠路（しのろ）エリアは一大グルメスポット。
ただし、車がないと移動が大変なのが、玉に瑕であります。
パン屋さんも多いです。
「ブーランジェリーココドゥシュシュ」は、篠路駅から歩いて行けるところにある人気店であります。
７．篠路神社
ブーランジュリーココドゥシュシュ前の通りを北上し、再び「横新道」に出ると、東に向かって歩きました。
目指すは最後の目的地、篠路神社であります。
創建は安政2年（1885年）、 徳川幕府「在住」（箱館奉行の役職の身分）により若宮八幡を創祀したことによる。
札幌で最古の神社ではないかと言われている。
いくつかの神社と合併しているため、たくさんのご祭神を祀っている。
御祭神は以下の通り。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
品陀別大神(ほんだわけのおおかみ)
保食神(うけもちのかみ)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
大物主神(おおものぬしのかみ)
崇徳天皇(すとくてんのう)
天香山命(あめのかぐやまのみこと)
品陀別大神(ほんだわけのおおかみ)
保食神(うけもちのかみ)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
大物主神(おおものぬしのかみ)
崇徳天皇(すとくてんのう)
天香山命(あめのかぐやまのみこと)
篠路神社の神事である「篠路獅子舞」は、富山県出身の開拓者たちによって伝えられたもので、札幌市北区の「歴史と文化の88選」に認定されている。
元々は烈々布（れつれっぷ）天満宮の春秋の祭りで演じられていたが、昭和41年（1966年）、篠路神社と合併したことにより、「篠路獅子舞」と改称された。
よって、絵馬は黒獅子が描かれているものが多い。
狛犬は巻き毛が美しいハンサムタイプ。
頭から背中に向かって流れる毛の美しさも見どころの1つかと思います。
体表の模様（渦毛）は「毛卍紋（けまんもん）」と言うそうです。
立ち尾タイプの大きくて立派な尾。
ぜひ、こちらもご覧ください。
昭和2年6月に奉納ということは、約100年前のもの。
すごいですね。
８．篠路駅周辺の倉庫群
篠路と言えば、昭和10年（1935年）、札沼線（さっしょうせん：現・学園都市線）の開通により、野菜出荷の基地となったところ。
周辺には石造りの野菜倉庫が立ち並びました。
しかし、令和6年、多くの倉庫が再開発により解体され、唯一、こちら「篠路 高見倉庫」が残りました。
地元住民からの要望により実現したとのこと。
篠路の大事な歴史の一端を拝見することができて、本当に良かったと思いました。
＜旅の最後に＞
ゴールはJR篠路駅東口！
現在、篠路は在宅地開発が進み、水田や畑、牧草地などを見ることはできませんが、以前はとうきびやじゃがいもなどが栽培され、牛馬が放牧されていたそうです。
今回見に行ったポプラ並木は、放牧された牛馬から畑を守るために植えられたもので、村人総出で植樹を行ったそうです。
札幌と言えば、ポプラを思い浮かべるほど、ポプラはご当地性のある木。
北大のものが有名ですが、創成川通りのポプラ並木は約3kmもあり、非常に見ごたえがあります。
今回拝見したのは、そのほんの一部。
全部を見るのは、体力的に厳しかったので篠路のものだけにとどめました。
それでも大木が立ち並ぶ様子は素晴らしく、感動しました。
私にとっては久しぶりの長距離ウォーキング。
秋空の下、元気に歩ける喜びをかみしめながらの旅でありました。
（ちょっと体力が落ちたなぁとは思ったけど。汗）
11月もどこかへ出かけてみようと思います。
＜参考資料＞
- 北海道神社庁「篠路神社」
- 篠路神社境内にある「篠路獅子舞」説明板
- お知らせ ｜ 札幌の篠路高見倉庫株式会社
- 61.創成川通りのポプラ並木
おわり
当ブログへの問い合わせについて仕事等で当ブログに連絡をしたい場合は、
下記のアドレスまでメールにて
お知らせください。
（コメント、感想用ではありません。）
obenben194@gmail.com
