北海道札幌市中島公園散策(平成31年1月11日・16日実施) その3(最終回)
散策地図
- 冬季は冬靴が必須であります。
- 防寒を心掛け、お出かけください。
散策開始!
7.歩くスキー
冬のスポーツに全く馴染みのない私であります。
故に、札幌在住の思い出に1つぐらい何かやってみたく、中島公園の「歩くスキー」はどうかしらと思いました。
1月4日より歩くスキー無料貸出所がオープンし、公園内に設けられたコースで楽しむことができるのです。
しかし、実際にやってらっしゃる方を見て、やらないことにしました。
相当体力を使うみたいです。
興味のある方はやってみると良いと思います。
詳しくは中島公園のHPにてご確認ください。中島公園HP:http://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/?p=8065
8.山鼻BARgerマサ
大雪が原因で2日がかりで行った中島公園の散策。
よって、ランチも2回取りました。
2回目のランチは中島公園の西側山鼻エリア、札幌市電通り沿いにある「山鼻BARgerマサ」さんにお邪魔しました。
私、ハンバーガーが大好きなのです。
今回注文したのは、「MASAバーガー」(888円也)
ご主人(イケメンのお兄さん)の好きなものを全部載せたという一品です。
これが超おいしいのですよ!!
横須賀でいただいた「ヨコスカネイビーバーガー」以来の感動でありました。
トッピングは目玉焼き、ボロニア、チェダーチーズ、ローストオニオン、パルメザン、フライドガーリック、フライドオニオン、
カッテージチーズ、パティ、レタス。
こんなにたくさんのものが入っているのに、完璧に調和しており、一つの世界を形成しております。
ただ、パンで挟めばこうなるものではありません。
ハンバーガーの大事な要素の1つである温度もきちんと押さえられています。
チーズのとろみ加減、目玉焼きの美しさ、ローストオニオンのとろけ具合、パティの舌触り、ボロニアの旨味と香り、等々
とても繊細です。
一口ごとに口の中に入ってくるトッピングがちょっとずつ変わるので、頬張るのが楽しくて仕方がありません。
またこちらのバンズ(パン)はかなりクリスピーで食感の良いアクセントになっています。
札幌にハンバーガーの名店あり。
良いお店を発見しました。
ああ、また食べたい!
9.豊平館
中島公園は散策の楽しい、素敵な公園ですが、施設の見学等をしようと思ったら、
やはり1日はかかるのではないかと思う程に観光面でも充実しております。
今回の散策の最後を飾るのは、国の重要文化財となっている「豊平館」であります。
それにしてもなんてエレガントな建物なんでしょう。
この水色ときたら!!(大好きな色です。)
この水色は「ウルトラマリンブルー」というのだそうです。
豊平館は明治13年(1880)、洋風ホテルとして建てられました。
初めは札幌市中央区北1条西1丁目(現・市民ホール、テレビ塔のすぐ近く)にありましたが、
昭和33年(1958)、現在の地に移築されました。
明治・大正・昭和の3代に行幸啓の際の行在所となっており、
皇太子(大正天皇)殿下がお掛けになった椅子や部屋など拝見することができます。
カーテンや絨毯等の調度品も必見。
細部もじっくり見る必要があります。
各部屋には花の名前がついていますが、それは天井に施された「鏝絵(こてえ)」に因んでいます。鏝絵とは
日本で発展した漆喰を用いて作られるレリーフのことである。
左官職人がこて(左官ごて)で仕上げていくことから名がついた。
題材は福を招く物語、花鳥風月が中心であり、着色された漆喰を用いて極彩色で表現される。
これは財を成した豪商や網元が母屋や土蔵を改築する際、
富の象徴として外壁の装飾に盛んに用いられたからである。
(ウィキペディアより)
神奈川県横須賀市の浦賀で鏝絵を拝見した時、とても感動しましたが、
まさか豊平館で再び鏝絵を見るとは思わなかったので、超テンションが上がりました。
建物は洋風でも日本の技術がたくさん詰め込まれた豊平館。心意気が感じられました。浦賀の鏝絵については「京急線で行く旅(2) 浦賀・燈明堂への旅 その3」等をご覧ください。
その他、豊平館では映像資料を拝見することができます。
こちらを見学する際は、ある程度多めに時間を取られた方が良いでしょう。
喫茶コーナーもあるので、安心です。(ただし、16時まで)
(こちらでコーヒーをいただきたかった…)
公民館や結婚式場、ある時は三越札幌店の売り場となったこともある豊平館。
豊平館にも色々な歴史があるのですね。とても良い見学ができました。
豊平館を出ると月が顔を出しておりました。
中島公園の散策を計画してホント、良かったと満足しながら帰路に就きました。
参考資料
- ウィキペディア「鏝絵」
- 豊平館リーフレット、パネル
おわり