美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。
黄緑色の草原に黄色のタンポポの咲く様子は、ホント、心が和みます。
よって秋が来るまで、ずっとタンポポには咲いていて欲しいと思うのですが、タンポポの開花期間は意外と短く、いつも寂しい思いをしてきました。
ところが、札幌ではタンポポシーズンが終わると、次にこの花が咲きます。
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茎が細長くて、固そうなのですが、タンポポのような花をつけます。
これが野原にて一気に咲くのですから、素敵です。
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タンポポ・ロスは見事に解消され、さて、この花はいつまで咲き続けられるのだろうか気になって観察しておりました。
すると、ある日のこと、業者さんにより一気に刈られてしまいました。(汗) 「あー、なんてことを!」と思ったら、また見事に復活。
この花は生命力が強いと思い、調べてみることにしました。
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キク科エゾコウゾリナ属の多年草であるこの植物は、元々はヨーロッパ原産。ハーブとして利用されることもあるそうです。
アメリカ大陸やオーストラリアなど世界中に帰化しているとのこと。
ちなみに、札幌市で初めて発見された時は「タンポポモドキ」と命名されました。(1933年)
しかし、翌年(1934年)、 兵庫県六甲山で見つかった時に名付けられた名前の方が主流となりました。
「ブタナ」というのだそうです。
もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか。
フランスの俗名から来ているそうなのですが、ちょっとがっかりなんであります。
<参考資料>
- ウィキペディア「ブタナ」
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