当ブログ、ネタ不足で運営状況が厳しいことから、先日訪ねた「百合が原公園 緑化センター(温室)」(札幌市北区) で拝見した花を小出しで紹介することにしました。
私が訪ねた時は、ちょうど「ツバキ~古典園芸、道内最大級のコレクション」が行われておりました。
ツバキって、色々な種類があるのですね。
とても綺麗で、足を運んで本当良かったと思いました。
今回はそのツバキ展で拝見したお花の一部をご紹介します。
ツバキは日本原産の植物で、他家受粉で結実すること、また「ユキツバキ」などと容易に交配することから、花色、花形に変異を生じやすく、古くから品種改良が行われてきました。
※他家受粉(たかじゅふん)・・・1つの植物の花粉が、異なる株の雌しべについて受粉すること。植物全体として自家受粉よりも他家受粉の方が多く、その理由として遺伝的多様性を維持するためと言われている。(中学受験ナビより)
17世紀に日本から西洋に伝わると、冬でも常緑で日陰でも花を咲かせる性質が好まれて人気となり、欧米でも、多くの品種が作り出されました。
今回は、ニュージーランド産とオーストラリア産のツバキをご紹介します。
こちらはニュージーランド産のツバキ「ドリーム・ボート」であります。
千重咲き(せんえざき)、鮮藤桃色の花、「サルウィン・ツバキ」と「K.サワダ」との交配種であります。
こちらはオーストラリア産のツバキ「ブラッシュ・フィールド・イエロー」。
淡黄色の唐子咲き、金花茶との交配ではないため、寒さにも強いそうです。
唐子(からこ)咲きとは、おしべ全体あるいは葯(やく・花粉の入った袋)が小さな花弁に変形したものを言うそうです。
唐子人形の髪を結った形に似ていることが、名の由来となっているそうです。
金花茶(きんかちゃ)は、ツバキ科ツバキ属の植物で、黄花のものを指す総称。
原種は中国広西壮族自治区からベトナムにかけて分布しているそうです。
暖かい所で咲いているツバキなのでしょう。
お花の品種改良って多種に渡るのですね。
ツバキでも行われているとは知りませんでした。
それにしても、色々な用語が出てくる園芸の世界。
調べるのが大変でしたが、勉強になりました。
<参考資料>
- Weblog「和みの庭」
- 武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園
- 西脇市観光協会にっぽんまんなか紀行
- COUNTRY知多 【 花と野鳥と家庭菜園の写真日記 】
- ウィキペディア「金花茶」
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