コツコツ歩き隊!

お花で一休み(139) キケマン

美しい花の観賞はウォーキングの楽しみ。
花の名前を覚えるというのも立派なウォーキング・テーマであります。
街ならではの花もあり、面白い発見があったりします。


東京も歩道に花壇が設けられてはいるのですが、きちんとお手入れをされているものは多くはなく、ゴミが捨てられていたりする場面に出くわします。

そんな場所でも、根を張り、葉を広げ、花を咲かせる植物はあります。



こちらは「キケマン」であります。

生まれて初めて見る植物であります。
情報もさほど多くはない植物。
色々なサイトから、集めてみました。
  1. ウィキペディア「キケマン」
    ケシ科キケマン属の越年草。
    ツクシキケマン(筑紫黄華鬘)の変種。
    本州以南に広く分布する。
  2. 松江の花図鑑(『原色日本植物図鑑』を参照している)
    ケシ科キケマン属。
    関東地方以西~沖縄の道端に生える。
    越年草。
  3. 京都府レッドデータブック2015(平凡社の『日本の野生植物草本』を参照している)
    種子植物、ケシ(ケマンソウ)科。
    京都府カテゴリーでは準絶滅危惧種。
    平地や海に近いところに見られる一年草(越年草)。
    日本固有変種。
    本州(宮城県以南)、四国、九州、沖縄県。
    道端など明るいところにあることが多く、道路の拡幅や路肩の改修工事などが生息地を奪いやすい。
    特に冬場は小さく目立たないから注意が必要。
とりあえず、北海道では見られない植物のようなので、発見できたのはラッキーでした。
日本固有変種で、京都では準絶滅危惧種にして保存を図っている貴重な植物のようです。



千葉県立中央博物館「房総の山のフィールドミュージアム・教室博日記」No.1934「キケマン」によりますと、名前の由来は同じケシ科のケマンソウの花が華鬘(けまん)に似ていることからつけられ、そのケマンソウに似ていて花が黄色いということが由来となっています。

全草に毒があり、悪臭もあるそうなので、迂闊に素手で触らない方が良いようです。

ちなみにこちらの記事はとても面白かったので、リンクできるようにしておきました。
ご興味があれば読んでみて下さい。

「エライオソーム」、「アリ散布」。
(「教室博日記:キケマン」に書いてあります。)
また新しいうんちくを覚えましたよ。
勉強になりました。


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