愛しの青まぜの海苔
なるべく、その土地土地で良いものをいただこうと思っています。
「〇〇はここのが一番!」
なんて言いきってしまうと引越しのたびに別れがつらくなります。
例えば「狭山茶」。
子供の頃から親がこだわって取り寄せた狭山茶だけを飲んできたものですから、
故郷の埼玉を出た後、全く狭山茶が飲めなくなってしまい、とても大変な思いをしました。
あの味と香りは特別で、他のお茶ではなかなか代用できないのです。
ある時なんかは日本茶を飲むのをやめてコーヒーに走ったこともありました。
ずーっと同じ場所に住むのなら、「ここのだけ」というのも良いと思いますが、
引越しが多いのなら、色々なものを好きになった方が幸せです。
そう常日頃考えているのに、ここ横浜市金沢区(神奈川県)で大好きなものを見つけてしまいました。
「青まぜ海苔」です。
忠彦丸の「青まぜ海苔」。1袋432円(税込)也。
青まぜ海苔とは
黒海苔に青海苔がまざった海苔である。
地方により「混ぜ海苔」「青まざり」「こんのり」「錦海苔」など、さまざまな名で呼ばれている。
その原料となる青海苔は寒さに弱いため、水温の高い秋のわずかな期間しか生産されない。
しかも、ごく限られた地域でしか生産されないため「幻の海苔」とまで言われている。
(全国生産枚数のわずか0.5%程度である。)
(「はっとり海苔」公式HPより抜粋・一部加筆)
香りといい、味といい、こんなにおいしい海苔ってありますでしょうか!
お餅を焼いてタレをつけて、この海苔をまく時の香りときたら!!
お醤油をちょっとつけてご飯をまいて口に運ぶ時の幸せときたら!!!
ああああああ、たまらん!
新海苔のシーズンからしこたま野島(神奈川県横浜市金沢区)の海苔を食べておりますが、
すぐ完食してしまいますし、海苔を切らしてからちょっとするとすぐにもう食べたくなるというおいしさ。
引越しをして手に入らなくなってしまったら、私、どうなるのでしょう。
スーパーで売ってましたっけ?
「青まぜ海苔」なんて、こちらに越してきてから知りましたよ。
うーん、この海苔だけはマジで取り寄せるかもしれません。
多めに3袋買ってみたけれど、引越し前にさらに買い足すような気がする。
愛しの「青まぜ海苔」なんであります。