立石をウォーキングしてみよう!
葛飾区民でありながら、あまりにも葛飾区に関する記事が少ない事を反省して、
今年の夏は頑張って葛飾区を歩こうと思います。
そこで今回は「立石」エリアで散策コースを作ってみました。
なぜ、「立石」なのか。
『葛飾区の歴史』という本を読んでいたら、
名前の由来となった柱状の石塊があるそうなのです。
1398年にはその存在が確認されているので、
ものすごく古い石のようなのです。
どんな石なのか、見てみたい。
これが、「立石」を選んだ理由です。
散策コース
京成立石駅 → 立石仲見世商店街
→ 奥戸街道 → ペスタロッチ広場
→ 立石児童遊園(立石様) → シンフォニーヒルズ
→
葛飾区役所 → 立石みちひろば → 葛飾区伝統産業館
→
立石図書館・エコライフプラザ → ほんでんなかよし公園 → 奥戸街道
→
立石駅通り商店街 → 京成立石駅
距離 4.83km / 時間 1時間10分 / 消費カロリー 213kcal
コースは地図でも確認できます。こちらへ(ちず丸が開きます。)
見どころ
1.立石仲見世商店街(ちず丸)
京成立石駅南口を出るとすぐ、とても活気のあるお店が目に飛び込んでくるでしょう。
「立石仲見世商店街」です。
こちらの商店街は昭和20年に自然発生的に誕生し、
平成16年に組合創設50周年を迎えています。
商店街の建物はとても古く、年季が入っています。
建物が古くなってくると、普通客足が遠のくのではないかと思うのですが、
熱心に商売をされているお店もあり、地元の方に愛されていることもあって、
他の商店街にはない、独特の雰囲気があります。
立石に来たら、ぜひ立ち寄りたい場所です。
(個人的には、お惣菜屋さんが好きです。)
金曜日の夕方には、こちらの飲み屋さんはお客さんでいっぱい。
なんかすごい熱気なんです。これがまた。
2.ペスタロッチ広場(ちず丸)
立石仲見世商店街を出て、奥戸街道を東に向かって歩きます。
こちらの通りにもたくさんの店が並んでいて、
ちょっとしたウィンドーショッピングが楽しめます。
しばらく歩くと本奥戸橋が見えてきます。
本奥戸橋は薄水色のトラス橋で、夏の空の色と重なると実に美しい。
人も車もこの橋を渡るのは楽しいのではないのでしょうか。
今回、時間の関係でこの橋を歩けなかったのが残念です。
この本奥戸橋の手前に、小さな広場があり、
その一角に今でも地元の人たちの信仰を集める地蔵堂と道しるべがあります。
こちらの堂には子育ての精神的なよりどころとなっている地蔵尊と、
地域の交通安全の守り神となっている馬頭観音が祀られています。
また、宝暦5年(1755年)に作られた道しるべも保存されています。地蔵尊保存会が立てた標識板に興味のある方はこちら。
地蔵堂の隣には昭和63年8月21日に本奥戸橋掛替の完成を祝って建てられた
記念碑があります。
記念碑には、ペスタロッチの教育理念が刻まれています。
「人間の知・徳・体の諸能力の調和的発展の基本は家庭及び万人就学の
小学校での基礎陶冶にあり、その方法は直観・自発活動・作業と学習の
結合に基づく」
なぜ、橋の完成を祝うのに、ペスタロッチの教育理念が出てくるのでしょう。
いずれにしても、この碑が由来となってか、この広場の名前は
「ペスタロッチ広場」です。
実は私、学生の時は一応、教育学を勉強していたものですから、
この看板を見た時は、びっくりしてしまいましてねぇ。
有名な教育家はたくさんいますけど、
この「ペスタロッチ」は教育学を勉強すると、嫌という程出てくるんでございます。
(あとコメニウスとルソー。)
「立石様」を見に行くのに、まさか「ペスタロッチ」が出てくるとは思わないんで、
もう本当にびっくりしてしまったのであります。
まぁそこが「街歩き」の楽しみでもあるのですけど。ペスタロッチとは
スイスの教育実践家(1746~1827)。フランス革命後の混乱の中で、
スイスの片田舎で孤児や貧民の子などの教育に従事した。
基礎的なものから高度なものへという、直観教授、労作教育を奨励した。
(ウィキペディアより)
(そういえば、テストで出たよなぁ。 90分間、ガチで書いたよなぁ。
いやーな汗が出てきた。)
立石へのアクセス