あちこちに移り住んでみますと、全国共通の食べ物や食べ方だけでなく、その土地ならではの食べ物や食べ方があることに気がつきます。
折角なので、食卓に取り入れたり、レシピを学んだりしています。
少しだけ、引越し人生が楽しくなります。
車を持たない我が家は、コープさっぽろの宅配サービス「トドック」を利用しております。
50歳を過ぎて、ジャガイモやキャベツ、米、トイレットペーパーなどを買って、歩いて帰るのは体力的にきつくなってきたためであります。
これら、かさばったり、重たかったりするものをスマホでカタログを見ながら、ちゃちゃっと注文できるのは大変楽で助かります。
そんな訳で、注文のため毎週配布されるカタログを見るのですが、時々、大手スーパーでも見かけない商品が出ており、購入することがあります。
今回はこちら。
「ビーツ(レッドビート)」であります。
ビーツと言えば、ロシア料理のボルシチに使われる野菜。
私、ビーツもボルシチも食したことがないため、注文するにあたってはかなり迷いました。
果たして、ちゃんと調理することができるのでしょうか。
しかし、その土地ならではの食材に慣れ親しむことは、引越し人生の醍醐味。
思い切って、購入することにしました。
届いた「ビーツ」を前に、ネットで調理法を大検索であります。
生でも食べられるようですし、下処理として茹でたり、オーブンで焼いたりする方法もあるようです。
茹でるのと焼くのとでは、味にどんな違いがあるのでしょう?
未知の食材を調理する時の戸惑いは、半端ではありません。
それから「ボルシチ」のレシピの多さときたら!
「我が家のカレー」として、レシピが色々あるのと同様に、ボルシチも「我が家」シリーズが多くあり、ボルシチを食したことのない私、どのレシピを参考にすればよいのか分からず、頭を抱え込んでしまいました。
とりあえず、意を決しまして、
- 下処理は、「オーブン焼き」法を選択。
レシピの中には「100°で3時間焼くと甘みと旨みが引き出されて美味しい」とあったのですが、短時間の方が楽なので「180度で1時間」タイプを採用。
- ボルシチは「トマト仕立て」と「ビーツオンリー」タイプの両方にチャレンジ。
ビーツの量が味にどのような影響を与えるのかさっぱり分からないため、1個ずつ使用することにしました。
さあ、下処理であります。
ビーツを洗い、1個ずつアルミホイルに包んで余熱したオーブンに入れ、焼きます。
冷ましてからアルミホイルを取り除くと…
何という赤色!!
ちょろっと味見をすると、ほんわか甘く、風味は何だかぼんやりしております。
美味しいのかまずいのかよく分かりません。
とりあえず2品作ってみました。
こちらはトマト仕立て。
ボルシチというより、ポトフやミネストローネのような感じ。
ビーツの甘さがスープにコクを与えており、うまく仕上がりました。
(確か、湯900㏄、固形コンソメスープの素3個)
失敗したら食べるものがない、という不安が未知の料理を作る時はありますが、なんとかうまくいってホッとしました。
続いてこちらはビーツオンリータイプ。
サワークリームものっけてみました。ビーツの量が多い時はあると良いかもしれない。
牛肉の代わりに安かった豚肉を使用しております。
なんという赤色!
ビーツだけでも、しっかり色が出るのですね。
感心しました。
(色がちゃんと出るのかよく分からなかったので、こちらは湯600㏄、固形コンソメの素は2個使用しております。)
ビーツの甘味とコンソメとうまく融合し、こちらもいい具合に仕上がりました。
一応、家族にも好評だったので、ビーツが手に入ったら、また作ってみようと思います。
でも本場のボルシチって、本当はどんなお味なのでしょうね。
やっぱりロシア料理店でちゃんと食べてみたいなぁと思うのでありました。
※なお、私が作るものは、冷蔵庫にあるものをフル活用しており(わざわざとある料理のために食材を買ってくることはあまりしない)、適当なので、参考にするのなら、クックパッドなどに掲載されているきちんとしたレシピをご覧になられた方が絶対良いと思います。
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