“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/07/20『早池峰山』

2024-07-20 | 7本州の山

今年の7月後半は、かねてより計画していた東北の百名山早池峰山(1,913m)」です

 

出発前からカッパが必要な雨と風でした

 

初めての東北の山旅です

その候補に選んだ山は岩手県の2座で、19日夕刻、一座目の早池峰山の登山口にもなっている

岳(がく)の某民宿に集合しました

北海道からは、Toshiの他MotoさんとOKazuさんの3人で

関東圏からはTakさんとAkkiさん、

そして名古屋からTakさんの山友のJudiさん

総勢6名の登山会です

 

初日宿泊した宿のすぐ横には、2009年にユネスコの無形文化遺産に登録された

早池峰神社があり、着くなりそこで安全登山の祈願をするところからが今回の山旅の始まりです

 

神社のすぐ横の小川の脇にある木彫りの不動明王が迎え入れてくれます。

 

宿泊した場所も随分と歴史を感じさせる宿坊で、立派な床の間に床柱(霊木)が飾られています(前日はここで宴会)

 

さて、一夜明けて登山当日は予想通り雲が覆う天気で、岳からバスで25分走った小田越登山口に着いた頃には雨になっていました

 

雨だけでなく風が強くなってきて、蒸し暑さのかわりに低体温症の心配がでてくる登りの様相です

 

相変わらず視界の効かない5合目付近

 

景色が無いので花ぐらい・・と思ったらファインダーに水滴が含まれてピントが合っていません

 

8合目にある梯子場を越えると間もなく剣ヶ峰分岐です

 

分岐を過ぎて、フラットな木道歩きを数百メートルで頂上はもう間近です

 

晴れていればどんなにか美しい日本庭園風の木道脇

 

最後の一越えで頂上に・・

 

ファインダーが曇っていて6人の姿もボヤけています

 

至るところに剣が祀られています

 

頂上横にある避難小屋で晴れ間が覗く期待をよせたけれど、結局そのような雰囲気はなし

 

見せ場のないガスの中の下り・・

 

下山の途中で雨と風はだいたい止んだものの、相変わらず晴れ間は覗きませんでした。

 

霊峰「早池峰山」の山地図だけは、人に語れるだけ頭に入れて下山

 

早朝出発時と同じアングルで記念写真(カッパだけは脱ぐことができました

 

晴れていれば、宿坊のある額まで歩き下る三山コースも考えたけれど、結局千円払ってバスで戻ることに・・

 

まだ梅雨が明けやらぬ東北の山旅で、晴天までを期待はしていなかったけれど、

早池峰山の稜線ぐらいは仰ぎ見ることができたら・と雲が飛び去っていくのを待っていましたが

結局、視界は開けませんでした

 

ともあれ、初日の宿坊でよく冷えたビールで久し振りの乾杯が出来たのは本当に幸せです

ヨカッタヨカッタ

 

速い下山だったので、今日これから移動して泊まることになる岩手山麓のバンガローに早くも

気持ちが飛んでいる皆さんでした

TakさんとJudiさんは100名山の残り少なくなったカウントダウンと誕生日のお祝いを兼ねて、

おめでとうございます

 

 


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