全国(西日本~東日本)で豪雨被害が広がっているようです。
被害に遭遇された方には謹んでお見舞い申し上げます。
さて、本日
朱鞠内湖から南下して、表大雪の西の玄関“愛山渓温泉”に一泊して
登ったのは「愛別岳(2,112m)」です
表大雪に1つ飛び出て屹立する愛別岳
愛別岳には過去4回登っているはずですが、直近といってもそれはもう
8年前にAkkiさんと一緒に登って以来でした。
昨晩の愛山渓温泉ヒュッテ(一人貸し切り)にて..
士別から上川にかけてのキャンプ場でテント泊と決め込んで
いましたが、キャンプ場はいまや何処も一杯でです。
辺鄙な場所には潜り込めそうだけど、その前に本日の登山口となる
愛山渓温泉ヒュッテに空きがあるか電話してみると、
意外にも「空いています」と言うので、士別の街で食料を調達
して到着してみると、
「本日は、お客様お一人です」だって
そうんなこともありますか
温泉のある登山口は標高が高いので寒く、ストーブを入れて貸し切り
乾杯の夜でした。
■5:05 登山口
登山道は補修が付きものです。
朝、辺りが明るくなると同時に(4:20)起きだして5時過ぎには
歩きだしました。
まだ8月なのでこの時刻ヘッドランプ無しで歩けます。
1kmほど進むと最短コースのイズミノ沢ルートが通行止めだって
左岸(右方向)の沼ノ平に向かう道に迂回
昨日のピッシリ山は初級の山ではなく、(距離と累積標高において)
明らかに中級以上なので、足腰に疲労が出ています。
そう、登りが辛いです。
なので迂回は疲れます
両脇が笹で覆われる湿原横の同コースは単調で長く感じますね。
逆光の合間から山域の稜線が望まれて少し元気がでます。(少しだけ)
迂回路はいったんまたイズミノ沢に下って登り返すので辛い
登り返してからが長い
振り向いたら沼ノ平よりは上に来ているかぁ~ヤレヤレ(先が長い)
ハイ松帯を過ぎてようやっと見通しが効いてきた
僅かに咲いて待っていてくれたコマクサ、可憐です。
一瞬にしてガスってきた..、チングルマ畑の秋の紅葉も近い
■7:55 永山岳
永山岳(のう・し・ろは、愛別岳です。
ガスが湧いては消え・・これから愛別岳に行くんです
そのためにはまず、
目指すはジャンクションピークの安足間岳(2,192m)です
■8:30 安足間岳
相変わらず消えては湧き・・
北の方角は雲海状態
東⇒黒岳方向は終日ガスっていました。
ガスっている風景こそ山だっ(とも言える)
いよいよクライマックス、疲れもMAX
斜度を伝えるのはなかなかむつかしいぃ
わかりませんよね
左を向くと..
険しさが伝わるでしょうか。
僅か往復1時間弱のコル歩き
■9:10 愛別岳頂上
北大雪の山はすべて雲海下です
■9:30 下山
登り返しだって斜度はあるけど伝わらない..
雲が無いのは西の方角上空だけ
残念ながら、
北鎮岳や旭岳方向は午前中ずぅ~っとガスっていて満足な写真は
ありません。
安足間岳より高いピークに山名はなし
下山は再びガスの中へ・・
来年もまた7月には満開のチングルマ
沼ノ平を見下ろしながら・・
■12:20 登山口
脚の疲労がきついのはインソールを入れ忘れたせいもありました。
たった一枚のインソールでも、それがないとクッション性が失われて
靴ズレが気になって疲れます
今日は、早朝から先行した若者に追いつけないなど、加齢を感じた
一日でした。
当たり前か、もう『船頭さん』の年齢に近づいているわけですから..
ともあれ、また来週も
山でお会いしましょう
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