ウエストゴムタイプのタイパンツパターンを改良しようと思ってあれやこれや検討中。
通常の、布をたたんで紐でとめるタイプとは根本的に違う形にした方が
全体のラインがきれいに出る(特におしりのあたり)だろう、ということがはっきりしてきた。
どういう形にするにせよ、
パンツのシルエットを決める大きな要素になるもののひとつがすそ幅。
この赤い線の寸法。
すそ幅を大きくしようとすると、自動的に切り替えのラインでたたむ布=でっかいプリーツの部分の分量が多くなる。
すそ幅が小さいと、でっかいプリーツはそこまで大きくなく、そこで布がかたまってよれちゃうことはなくなるけど、
中途半端に小さすぎても前から見た時に股上ラインにへんなラインが出ちゃう。
そもそもそのでっかいプリーツがタイパンツのデザインのかわいいとこなので、ある程度のでかさは欲しいし、
ある程度のワイドさが無いとタイパンツっぽくないし。
すそ幅の広さとでっかいプリーツの分量はイコールなのだった。
ちなみに、
家にあるワイドパンツやタイパンツのすそ幅をいろいろとはかってみたら、
だいたい30cm前後。
この写真のタイパンツも30cm。
30cmあると「ワイドパンツ」的なシルエットが確保できる。
ここから先は好みの問題ですが、
わたしはもう少し広くてもいいかなあ、と思ってた。
持ってるパンツで一番すそ幅がワイドなやつが45cmだったんだけど、
こうなるとシルエットとしてはもはやスカート。
巻きスカートのような雰囲気だけど
でっかいプリーツをめくるとパンツ。
後姿はこんな。
写真だとわかりにくいですが、股上はかなり深めの約43cm。
このパンツについては次の記事でもう少し詳しく。
上のグレーのパンツと比べるとでっかいプリーツの分量もだいぶ違うのがわかります。
赤いパンツの方はプリーツで布がたたみきれず、余った分を後ろ側でちょっとだけギャザー入れて納めてます。
ということで、
ワイドパンツのすそ幅としては
30~40cmくらいがちょうどいい感じになるのではないかな、と思います。
パンツ丈にもよりますが。