前回の記事で紹介した帆布のトートバッグ、
名案のつもりが企画倒れだった仕様アイデアがどうしてもあきらめきれない(笑)。
そもそも、
パネルカットにしてすべての面を縫いあわせるやり方って、
縫い代同士が出会うカドのところの縫い代の始末をどうしたらいいのかとっても迷う。
バイアステープで縫い代をくるむ、というのが一般的なんだけど、
ちょっとめんどうだし、もごつくし、きれいにやりきる自信がないし、
他になんかいい方法ないのかな?と思っていた。
そこでふと思ったのが、
底部分を2重にして、
内と外の底布で前後と両サイドの布地をはさみこんでしまえばいいのではないのか?!
というアイデア。
内側の底布を中心で縫いあわせるようにして返し口を作り、
最後あけぐちをふさげば縫い代が2枚の底布のあいだにおさまるからすっきりいくんじゃないの???
と思ったわけです。
(意味わかるかなあ??)
だけど、
8号帆布というかなり厚い布なので、底布2枚にはさみこむ物理的余地があるのか?と
はじめから気がかりではあったんだよね。
で、実際縫い始めてみたら、
案の定、全部の布を底布2枚のあいだに挟み込むなんて予想以上に不可能すぎまして…。
仕方ないので、
前後の布だけ底布で挟み込んで縫いあわせ、両サイドはバッグの内側に縫い代が出るように縫いあわせることにしました。
妥協案としてはまぁ合格ラインかなあ、という感じだけど
やっぱりあきらめきれないんだよなあ。
今回は、縦長シルエットにしたかったので底布小さめなんだけど、
底布がもう少し大きいデザインであればこの仕様は可能だと思うんだよね。
浅めの横長シルエットとかで試してみようかなぁ。
と思ったら、俄然やって見たくなってきました←悪い癖。
試行錯誤は続く…