ご注文いただいて創っていた帆布トートのSサイズが完成しましたー!
今回は、
・これからの季節にいい感じ
・ベージュを基調
・自立する形
・内生地が欲しい
あとはお任せで!ということでご注文いただきました。
生地はバイオウォッシュ加工の8号帆布。
ざっくりした表情で結構な厚みなんだけど、
バイオウォッシュ加工のおかげで柔らかくてしわにもならず、色合いも少しムラになっていたりと風合いもすごくいい感じ。
本来こちらの作品は内生地はつけず、吊りポケット仕様なのですが、
今回は特別に内生地付きで。
付けるからにはこだわってしまう…笑。
あけた時にテンション上がる内生地になるように布選び。
荷物入れてみました。
A5のノートがすんなり入ります。
マチも12cmあるので、意外とたっぷり入ります。
サイズなど詳細はコチラ↓
いつもこれからの季節は、ハーブティーを持ち歩くことが多いんだけど、
いつの日からか水筒を使わずにペットボトルのリユースをするようになった。
水筒はちゃんと洗っていてもどうしても匂いがついちゃうのが気になって。
冷えてたペットボトルが汗かいちゃうので
ペットボトルのカバーをさくっと縫ってみました。
巾着にもせず、ただの筒状ポケット、といった感じ。
リバーシブル仕様。
最近、この、開け口をポイントになるようなカラーの糸でジグザグミシンで縫うのがマイブーム。
この糸の色で印象がガラッと変わるのが愉しい。
ボトルを実際に入れるとこのような感じ。
工程で失敗‼!と思った箇所があったので、きっと納得いかずに再チャレンジすると思います。
洗い替えがあった方がいいし。
その時のために覚書。
(500mlのボトル用サイズ)
高さ22cm 底5cm×6cm(周囲22cm)
①24cmの布A、B2枚用意。
②それぞれを中表で筒状に縫う。
Aのみ、袋の上端から近いあたりに開け口を5cm程度空けておく。
縫い代は片倒しで、AとBとで互い違いになる方向に倒しておく。
③AとBを中表にセットして袋の口部分を縫う。
④A、Bそれぞれに底部分を端から端まで縫う。
⑤マチを縫う(5cm)。
A、Bを一緒に縫うが、その際に縫い代が袋の底側に倒れるようにする。
マチ部分の縫い代はカットしない。
⑥表に返して返し口を縫う。
生地屋に行くとついやってしまうのが、
創るあてが無いのに布の可愛さだけで買っちゃうこと。
そんな中途半端な大きさの布、なに創れるの??
というごもっともな疑問はもちろんのこと、
服やバッグになったところを想像するとそんなに惹かれないんだけど
布としてみるとすごくかわいい、という謎の惹かれ方をすることも多々あり。
服とかバッグだったら、この柄絶対選ばないよね、というようなチェックとか、
ただの布だとすごくかわいかったりしちゃうのですよこれが。
わぁーー!と思って買ってきても、
何を創ってもピンとこない、という事態に。
そういう時は、ストールとかになるしかないんだけど。
そうしてストール的なものがぐいぐい増えてしまうのだった…。
色にひとめぼれしたこちらの帆布は、布のままでいるよりもバッグになった方が断然かわいい。
創り途中なのですが、形にしてみたくて仮止めしてみた。
かわいすぎる。
この、真四角ぽい形とつるんとしたデザインがこの真っ黄色にあう!
内側はこんな感じ。
まだ縫い代の始末してないけど。
底部分は強度を創るために生成りの11号帆布と2重に。
底部分とポケットは1続きの布になってます。
マルシェル出品中のこちらのバイアストート
同じ形のものを自分でも愛用中なのですが、
くったりした形なので、開け口に紐的なものがあった方が定まりができて使いすいなーと思いまして。
こちらにも追加でつけてみました。
あくまでも機能上の紐ですが、見せて持ってもいい感じ。
ちなみに、コードストッパー(正式名称不明)みたいなものをつけるとすごく使いやすくなります。
こういうやつ。(画像お借りしました)
さらに、内側の真ん中ポケットの付け根あたりに、ループも追加。
バッグの中の迷子防止に。
こういうちょっとしたことで使いやすくなると、使用頻度がぐっと上がります。
この布も、ちょうどこれからの季節にすごく似合うし、おすすめです~!
前回、着地点を模索中だったタイパンツ風パンツの試作。
生地の感じからいってもこの路線でいくことにしました。
タイパンツ的にたたんでいたタックは2か所に分けてボリュームダウンし、
偶然にもいい感じになったポケットは両側に、脇のラインに中心が来るようにつけ直し。
さらに、脇線と、股下のラインを裾でそれぞれ4センチずつカットして、裾にむかってすぼまるシルエットに。
全体としてややまあるい形の、ゆるゆるなサルエル(?)みたいにしてみた。
前からみた図。
後姿を見るとまあるいシルエットと股上の深さがわかりやすい。
ヨーク切り替え&ツータックなので、
腰周りはボリュームが出すぎない仕様。
パターン設計の失敗から生まれたパンツでしたが、
そこそこのところに着地することができてよかったよかった。
が、これでタイパンツ風パンツとしては振出しに。
タックの計算を修正したので、もう一回だけ「タイパンツ風」を試してみて、
もしうまくいかないようなら王道タイパンツに戻りたいと思います…。
ちなみに股上の深さも、これでは深すぎて動きづらいことが判明したので4センチカット。
もう、紆余曲折し過ぎて、そもそも何を改善したくてタイパンツからタイパンツ風にしようとしてんのかちょっと忘れてきてるんだけど、
とりあえず現時点でのパターンはこんな感じに。
※細かく見たい方はクリックすると拡大します。
まあ、全体の雰囲気は布次第ってとこもあるから、
次は、そもそもそれで作ろうと思って用意した麻でチャレンジだーー!
試作としては贅沢な本気の布なので、
いい感じに形が出てくれることを切に願うよーーー!