『東京優駿』が終わり、新しい世代が来年のクラシックに向けて動き始め、5頭の馬が勝ち名乗りをあげました。単勝1.1倍の馬を注目馬にするのはいささか恥ずかしさもありますが、仕上がりの良さを生かして勝ち上がった馬が多い中、スケールの大きさを感じさせるこの馬をあげないわけにはいきませんでした。
土曜日東京5レースの新馬戦(芝1600m)。コマンドラインは上述の通り単勝1.1倍。この馬以外にもなかなか素質がありそうな馬も多く、被り過ぎの印象を受けましたが、パドックではなるほど大物感を漂わせていました。レースでは好発から、前半1000mが1.00.8というペースの4番手をややかかり気味に追走。直線に入った段階では幾らかもたつき、逃げるコンクパールの脚色が衰えないので逃げ切りもあるかと思わせましたが、それも一瞬。ステッキが入ると一気に加速し抜き去ると、逆に3馬身突き放して快勝しました。勝ちタイムは1.35.4。
父はディープインパクト。もうひと世代残されていますが、産駒数を考えるとこの世代が大活躍を見込める最後の世代と言っても過言ではないかもしれません。
母コンドコマンドはアメリカの2歳G1『スピナウェイS』など5勝。快足を飛ばす逃げ馬で、弱い相手にぶっちぎり、強い相手には完敗する競走成績でした。繁殖としては『マイラーズC』など重賞2着が3回もあるアルジャンナを輩出しております。祖母イヤーリーリポート Yearly Report も『デラウェアオークス(G2)』など重賞3勝の名牝ですが、この馬の近親に活躍馬がおらず、遡るとラムタラ Lammtarra やヘクタープロテクター Hector Protectorを輩出したロイヤルスタチュート Royal Statute の系統です。
レース未見の方はJRAのHPで見られるのでチェックしておいてくださいね。
同業者やこの仕事に興味がある方はコメントくださいね。
土曜日東京5レースの新馬戦(芝1600m)。コマンドラインは上述の通り単勝1.1倍。この馬以外にもなかなか素質がありそうな馬も多く、被り過ぎの印象を受けましたが、パドックではなるほど大物感を漂わせていました。レースでは好発から、前半1000mが1.00.8というペースの4番手をややかかり気味に追走。直線に入った段階では幾らかもたつき、逃げるコンクパールの脚色が衰えないので逃げ切りもあるかと思わせましたが、それも一瞬。ステッキが入ると一気に加速し抜き去ると、逆に3馬身突き放して快勝しました。勝ちタイムは1.35.4。
父はディープインパクト。もうひと世代残されていますが、産駒数を考えるとこの世代が大活躍を見込める最後の世代と言っても過言ではないかもしれません。
母コンドコマンドはアメリカの2歳G1『スピナウェイS』など5勝。快足を飛ばす逃げ馬で、弱い相手にぶっちぎり、強い相手には完敗する競走成績でした。繁殖としては『マイラーズC』など重賞2着が3回もあるアルジャンナを輩出しております。祖母イヤーリーリポート Yearly Report も『デラウェアオークス(G2)』など重賞3勝の名牝ですが、この馬の近親に活躍馬がおらず、遡るとラムタラ Lammtarra やヘクタープロテクター Hector Protectorを輩出したロイヤルスタチュート Royal Statute の系統です。
レース未見の方はJRAのHPで見られるのでチェックしておいてくださいね。
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