夢の鉛筆

日の出のように輝いて
朝日のようにさわやかに

そんな日々を過ごしたい

      満改め ひろし

とんぼ釣り見上げた空ははや茜     満

2010-08-25 09:34:41 | 日記


秋の陽が落ちる頃茜色の空が美しい。一編の詩を思う。
♪ 夕焼けこやけの赤とんぼであります。

僕が子供の頃、今東京タワーの建っている居るあたりは芝公園の山中で五重塔があった。
起伏のある公園は近所の子供達には格好の遊び場で僕らは毎日芝公園で遊んだ。
公園の中には弁天池などもあり、近くの閻魔堂や小さな滝もあり当時は日比谷公園と並び有名な公園になっていた。

幼いころの思い出が一杯詰まった芝公園。
最近は全く行かないがとのように変わったのだろうか。

どんぐりを拾ったり蝉を採りに出かけたり自然と遊べた芝公園が懐かしい。

トンボもいた。蛙もいた。
子供達は日の暮れるまで思い切り公園で遊んだ。

日暮れになると増上寺の鐘がなった。
鐘の音を聞いて子供達は家路に向かった。

夕焼けの空が美しかった。

昭和12年ころの芝公園でした。


◆ 今日の一句


とんぼ釣り見上げた空ははや茜      満