「かわぐちかいじ」という漫画家がいて、「空母いぶき」というのをビッグコミックに連載しているが、続けて読んでいる。 中国が、こっそりと侵略してきて、対して日本が、こっそりと対戦するというちょっと変わった状況設定ではあるが、決して、非現実的ではない内容になっていて、しかも、今の双方の軍備や法制度などを解説しながらの物語。 で、実は、実写版での映画化のハナシも出ているようで、配役も誰がどうとか・・・
それは、そうとして、この漫画の資料などを協力していた人物(惠谷 治~えや おさむ~と読むそうだ)が、つい先日(5月20日)亡くなった。
そのお知らせ!
私ごとになるが、高校生の頃、あのベトナム戦争が始まって、何となく「戦争反対」などと叫んでいたような気がする。 学生運動も盛んになり、大学の封鎖とか、その後の「安保反対」など、意外と気軽に政治のハナシはしていた。 親父には、「どうして戦争に参加したのか?」などと、酷な質問をしたりして困らせたこともあった。 でも、その時に答えた内容は覚えていて「そのころは、召集令状が来たら行くのが当たり前で、もし不戦などと言おうものなら、非国民と呼ばれ、家族ともども、付き合いも出来なくなる時代だった」 なので、きっと、オヤジも本音のところでは、行きたくなかったのではないか? とも思う。
さて、この亡くなった方と、私は、ほぼ同世代なのが、引っかかっている。
基本、軍備というのは、対〇〇用など、人を物と一緒にやっつける道具である限り、ある意味殺人をするはず。ちょっとケガ、だけでは済まない、はずだ。
なので、ミサイルが命中すれば、それが致命傷になるのは、戦争なら仕方がない?
いくら、金 正恩とトランプが握手して話し合ったとしても、いつの間にかどこかで戦争は起こっていて、普通の住民が巻き込まれて死んでいることの正当性とは、なんぞや、である。
うーん、難しい問いなのだが、やっぱり、私は、戦争は嫌だし、ましてや巻き込まれるのも、ゴメンこうむりたい。
それよりも、慣れない手つきで、アテを拵えたりして、一杯飲む方が幸せというものだと、この頃つくづく思う。
「ダッカは静かに虐殺されている」という映画では、IRテロ集団が、真実をスマホで全世界に知らせたことに怒って、少しずつ暗殺していくという、ある意味ドキュメントとしては、怖~い内容で。これは、チラシ。
ごく普通の若者が、あるきっかけから始めたら、もう後戻り出来なくなった、なってしまった。そして、暗殺者から身を隠すため、ドイツに逃げる。亡命? 親戚も裏切り者として銃殺されて、映像にでてくる。 凄まじいないようだ。 言論の自由どころではない。
さて、自分なら、どうする?