読み始めて、すぐわかったのが、以前見た映画(牡蛎工場)を作るときの、回想録?というか そのまま日記みたいな解説本(といっても、映画の解説、ではない)。
当時「牡蛎工場」というタイトルに何故か興味をもってしまって、上映中に見に行った。 もちろん、美味しい牡蛎が、どのようにして養殖されて、市場に出てくるのか? という単純な知識欲のようなものはあったが。 しかし、タイトルに<工場>とついている、のだから、すごい規模の大きな倉庫とかを創造していたが、結果、後継ぎがいなくなる漁村のハナシ、にまつわる、日常生活、だった。 岡山県の牛窓、といえば、風光明媚な観光地、らしいが・・・
とはいうものの、あまり上手な読書感想文、ではないなあ。
まあ、私の本音を言えば、この本を読んで、「映画を撮りたくなった(作りたくなった?)」ということか。 素人のくせに、何にでも感化され易いタイプ、なので、取りあえずプロではないので、家電量販店にて、小型のビデオカメラを見て回る。安いのから、そこそこ高価なものまでいろいろあって、さてさて。 どうせまた、三日坊主になるかも、だから、安いので試してみても良いのでは、と思うのだが、どうも、高いのには、画素数だとか、編集機能が豊富だとか、後々便利そうで、結果的に安くて、いろんなことが出来るらしい? まだ、よく分らんが。
いずれにしても、日常を切り取って、動画に納めたら、自分がぼ~っとみていた景色がどのように変わるのか。 そこがポイントだと思う。 あと、この本でも紹介されているが、編集の時の、自分自身の問題点(キーワード?)が何か、によって、全然違ったものになるわけだ。 それと、作品を作る! ので、他人が見てどう感じるだろうか、どう見えて何を思うか、を想像しなくてはならない。 これが、きっと大変なのだろうなあ。
本当は、吉田 類、と言う人が、居酒屋巡りをしている姿を放送している(関東圏だけ?)のを知って、あの楽しそうな、雰囲気を自分でも残しておけたら、良い記念になるかな? と思っているだけですが。 ただ、そんなことで、周りの人が、撮影OKって、いうかな? 普段ではないお話や、普段と違うそぶりになるのも(改まってしまうとか)いやだしねえ。 といって、隠し撮りも嫌だし。
ああ、難しい! ちょと、飲みながら、ユックリ考えようっと。