名寄・算数数学教室より

たかが算数、されど算数
小学生、中学生との算数・数学を使った
コミュニケーションを綴ります

えんしゅうりつ?

2013-01-18 10:50:33 | 小学5~6年

算数で、初めて直線を使わない図形を扱う時に

出現するのが 円 でしょうか、

そして最初に習うのが 円周(円のわっかの長さ)の計算です。

そして初めて耳にする「えんしゅうりつ」という言葉。

なんじゃこれ!

そう思った人は多いはず!なぜかというと、

えんしゅうりつ って何?と、子供達に聞いても

みんなキョトンとして、分からない~と答えます。

円周率というコトバの意味を理解していないようです。

もっとも、これは小学生にもすぐに理解してもらえるような

簡単な言葉で説明した物がないからでしょうね。

 

そこで、この円周率の話を始めるわけです。

1本の直線があってね、これが直径になる円って

いくつあると思う?・・・・・そう、1こだけだよね

だったら、直径の長さが決まったら円の大きさが決まっちゃうでしょ

その時のわっかの長さ、円周って言う長さも決まるわけよ~

で、直径に何かをかけたら、円周が分かっちゃうんだね。

この、何かってやつが「円周率」っていう名前なんです。

直径が、円周になる なんです。   分かるかな~

 

じゃあ、この円周率っていったいどれくらいなんでしょう?

そう!3.14って習ったよね

直径の3倍よりちょっと多いってことですね~

じゃあ、どうして3倍よりちょっと多いってわかったんでしょうね?

*ここから、コンパスを使って円と内接する正6角形を書いてその秘密に

迫っていくのですが、時間がかかります~

学校ではやらないだろうな~こんなこと・・・・