高校入試も間近ですね~
勉強、進んでますか?
あちゃ~
入試問題で、必ずと言っていいほどよく出る問題に
三平方の定理 が、あります。
ところがこの 三平方の定理 を習うのが
中学3年の後半で、ちょうど今頃という人も多いかと・・・
遅いんですよね~ これじゃあ入試対策問題も解けやしない!
簡単な定理ですから、とっとと覚えてしまえばいいのに、
ということで教室ではずいぶん早くからこの定理の説明をしています。
また、やみくもに勉強したって時間が限られていますから
疲れる割りには、学力が上がらない~ とお困りの方!
問題見てすぐに分からなかったら、解答をみて解き方のパターンを覚えましょう!
誰だって初めて経験する問題には、解決するのに時間がかかるもんです
大事な入試問題を解くときに、じっくり時間なんてかけていられない!
今日は、ちょっとヒントを
入試問題の三平方の定理を使って解く問題によく出る直角三角形ベスト3は、
前回出ました、三角定規2種類と、長さの比が3:4:5の直角三角形。
特に、この3:4:5の三角形は、どの辺も無理数を使わずとも、
見た目も美しく(?)書けるのでよく使われます。
たとえば、次のような問題
長方形ABCDの周囲の長さが28cmで対角線、ACの長さが10cmの時、
この長方形の面積はいくらか?
本来は、たとえばABを未知数Xとして2次方程式を書いて因数分解して縦と横の長さを
計算してから、面積を計算するという、非常に時間のかかる方法を使いますが、
チョット待てよ、斜辺も周辺も無理数が出てこない!
ひょっとしたら、三角形の辺の比は3:4:5ではなかろうか?と目星をつけると
斜辺が10になっている。では、6:8:10かもしれない、ということで周囲の長さを計算すると
6+8+6+8=28! おお!これじゃん!
だったら、面積は6×8=48 答え48cm2
と、時間短縮、計算カンタン、でミスも減少します。