趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

五料の茶屋本陣(2)

2009-01-24 18:03:56 | 旅の記録
  
 お西の庭です。すぐ庭先を信越本線の線路が走っており、踏切もあるので列車の通過が事前にわかり、こんな写真も撮ることが出来ました。借景は妙義山ですね。
 

   
 敷地内には沢山の植物が植えられていますが、この時期ではまだ花は見られません。唯一、福寿草の蕾がほころびかけていました。



 こちらはお東の全景。踏切を渡って真っ直ぐの所にお東の門があり、門の内側付近から撮影しています。建物の造りはお西とほとんど同じですね。
   


 お東の上段の間、こちらも表の間、中の間、上段の間と3間続きです。床の間にはお正月らしく、鶴の形の注連縄が飾ってありました。

 2009年1月17日撮影

五料の茶屋本陣(1)

2009-01-23 21:33:16 | 旅の記録
   
 EF551を撮影した踏切の直ぐ脇に五料の茶屋本陣があります。

 中仙道に残る本陣の一つ、現在は国道18号から少し入り込んだ所ですが、昔は線路もなく、中仙道から直ぐに見えて入れたのでしょうね。
 敷地内にはほとんど同じ造りの建物が二棟あり、「お東」と「お西」と呼ばれています。門を入って直ぐの建物がお西です。



 土間から居間を撮影。繭玉は本物のお餅ですよ!黄色の生け花は蝋梅です。



 手前から表の間、下の間、一番奥が上段の間で一段高くなっている座敷、お殿様が泊まったところですね。



 下の間の床の間です。大小の拵えは竹光かな? ちなみに、刃を上向きにして飾るのは刀、刃を下向きにして飾るのは太刀、と区別します。

 2009年1月17日撮影

ろうばいの郷

2009-01-21 20:14:44 | 旅の記録
   


 EF551撮影の合間に、ろうばいの郷へ行ってみました。蝋細工のような花弁なので蝋梅、ちなみに、黄色い梅で黄梅とも言うのかと思っていたら、黄梅は全然別の植物なんですね。(^^ゞ
 信越本線が走る谷から北へ、山一つ越した辺りにろうばいの郷はありました。1、200株、12,000本の蝋梅が植わっているとのことで、本当に一面真っ黄色です。蝋梅にもいくつかの種があって、上の写真に写っているのは、花全体が黄色で花弁の先が丸い「満月」という種、だそうです。

 蝋梅は良い香りとのことですが、残念ながら私には香りが分かりませんでした。人一倍嗅覚には敏感な筈なのですが...。

 安中市松井田 ろうばいの郷 2009年1月18日撮影

杓子峠から見る富士山

2008-12-24 22:08:14 | 旅の記録
   


 一昨日の記事の続きです。
 湯河原で951レを撮影後、芦ノ湖スカイラインへ上ってみました。途中の山道には未だ綺麗な紅葉が所々に残っていました。やはりこちらは暖かいのですね。

 芦ノ湖スカイラインでは思った通り絶好の晴天で富士山が素晴らしく綺麗に見えました。南アルプスの雪を頂いた峰峰も遠望出来ます。山裾に見える橋脚の連なりは東名高速道路でしょうかね。

 スカイラインという名前の通り,箱根外輪山の尾根を行く道なので,随所に富士山を眺められるスポット(駐車スペース)があります。中でもここ杓子峠は一番の眺望ではないでしょうか。
 スカイラインで富士山と反対側は芦ノ湖なのですが,名前の割には芦ノ湖が良く見えるスポットは少ない様です。

 やはりさいたま市から見る富士山とは迫力が違いました。

マーライオン

2008-10-17 22:00:45 | 旅の記録
 


 海辺のレストランで食事した後、折角シンガポールに来たのだからマーライオンも見て行こうという事になり、やって来ました。夜の10時でも大勢の観光客で賑わっています。夜景も綺麗ですね。(酔っぱらって撮影しているので、露出不良や手ぶれ写真ばかりで、まともなのはこの2枚ほど)

 この湾の反対側には近い将来カジノが出来るとの事です。シンガポールのホテルはどこも高く、一泊最低2万円くらい。カジノが出来ると更に高くなって、庶民には泊まれなくなってしまうかなぁ。

 マーライオンから宿泊先のホテルまで歩いて15分ほど、途中、有名なラッフルズホテルを見物して、宿泊先のホテルの隣にあった24時間営業の食堂(スーパーマーケットに有る様な、テイクアウトの小さなお店がコの字型に並んでいて、中央にテーブルが有るようなところです)で更にビールとつまみを...。
 中華系の料理なのに、マレーシアやシンガポールには何で餃子やシュウマイのようなものが無いのかなぁ、と思っていたら、ここには有りました。中味はエビやカニだったと思いますが、酔っていて覚えていません。(爆)
   

海辺のレストランにて

2008-10-16 20:56:44 | 旅の記録
 仕事は全て無事に終了し,マレーシアからシンガーポールに戻ってきました。この日の夕食は仕事のお客様から紹介されたイーストコーストシーフードセンター内のレストランです。午後7時頃ですが,天気が良ければまだまだ日は高いですね。東京とシンガポールの時差は1時間ですが,実際には2時間くらい有るようです。朝はなかなか明るくならず,夜はなかなか暮れません。

 シーフードセンターは何件かのレストランが集まったところで,週末のため大変混雑していました。中華や和食などがあるようです。
 海が見えるオープンエアの店に席を求めました。気温はそれ程高くなく,海からの風が気持ちいい場所です。沖に見える船団はシンガポール港に入港待ちのタンカーとのこと。2日も3日も待っている様です。夜になると船団に点る灯が綺麗でした。

 以下はこの日の夕食のメニューですが,同行の知人が頼んでくれたので正確な内容は分かりません。(爆) 日本人も沢山来るのでしょう,メニューには日本語もありました。
   

 焼き鳥(のようなもの)と,野菜(小松菜の様な感じ)の牡蛎油?炒め。焼き鳥には辛いタレと甘いタレがついています。野菜はなかなか美味でした。
   

 これはアサリのショウガ炒め? これも美味しかったですね。


 これはエビの唐辛子炒め。ご覧の様に真っ赤でエビよりも唐辛子の量が多いくらい。エビだけでも相当な辛さでした。
 唐辛子の怖さは韓国で経験済みなので1本も食べませんでしたが、知人は1本食べて相当参っていました。
   

 オムレツの上にカキとマッシュルームが乗っているもので,ソースはどんな味だったか覚えが有りませんが,これもなかなか美味しかった(と思います)。もう、この頃には大分アルコールが入っていたので...。(爆)
   

 最後に出てきたのが,ティラピアの焼いたものに香草添え。白身魚に香草が良く合っていました。

*******************************

 帰国した日の夜から発熱と下痢で,3日間寝込んでしまいました。どうやらウイルス性の腸炎に罹ってしまったようですが,やっと回復したのでブログを再開しました。

 出張中,特に生水と氷は絶対に採らない様にしていましたので,何が原因だったのか? マレーシアで昼食に入ったローカルレストランか? 良く洗浄されていない食器に当たってしまったのかも知れません。感染してから3日後くらいに症状が出るようなので,出張して直ぐに罹ったようです。東南アジアへご旅行の方はお気を付け下さい。

マレーシアより(続き)

2008-10-12 23:27:32 | 旅の記録
 マレーシア出張より帰ってきました。

 早速コンデジの画像を取り込んで見ていると...、何と列車が写っているではありませんか!
 10月10日、仕事を終えてホテルに帰ってきて、食事に出掛ける前にエレベーターホールから撮り直したホテル裏手の線路ですが、遠方にディーゼル機関車に牽かれた貨物列車らしきものが写っています。(写真はピクセル等倍に拡大してあるので、画質が良くないですが)
 こちらに向かって来る様ですが全然気が付いていなかったので、シャッターを切った後、急いでエレベーターに乗ってしまいました。もう少し待っていれば目の前を通過する所が撮れたのに、残念!

 ホテル近くの大衆食堂で食べた夕食がこれ↓です。
   


 マレーシアのローカル料理だそうですが、基本的には中華料理ですね。メニューは英語表記もあり、何となく分かりますが、味は来ないと分かりません。甘いもの、辛いもの、両用とも濃い味付けです。左下の料理は豆腐にカニ肉を挟んで軽く揚げてあるもので、外側はパリっとしていて中は柔らかく、なかなか美味しいものでした。
 ビールは地元のタイガービールとハイネケンくらい、ビールは日本の方が美味しいです。他にアルコールは紹興酒くらいで、この店の紹興酒は砂糖入りでとても呑めるものでは有りませんでした。

 下は次の日に出張先まで出掛けるタクシーの車窓から撮り直した椰子林です。ところどころに黄色い実がなっていましたが、あれは椰子ではなくマンゴーかな??




マレーシアより

2008-10-11 17:50:04 | 旅の記録

 10月9日より,マレーシアのジョホールという町に出張で来ています。出張前にグーグルマップでホテル周辺を見てみたら,裏手に線路が走っており,どんな列車が走っているのか興味津々...。
 写真は昨日の朝撮影したものですが,暫く見ていても列車は通りません。線路を歩いて行く人は居ました。(USBコードを持ってくるのを忘れたため,デジカメから画像を取り込むことが出来ず,携帯カメラの画像です)

 昨日,仕事を終えてホテルに帰ってきて,近くのレストラン(と言っても大衆食堂のようなところ)で食事し,部屋に戻ってくつろいでいると突然列車の警笛が聞こえました。もう外は真っ暗ですが,慌てて窓から外を見ると旅客列車が北の方(画面の上の方)に走り去ってゆく所でした。残念ながら暗くて写真に撮れませんが,客車は10輌程度,窓から漏れる明かりからして座席車の様でした。列車に気がついたのが遅かったので,牽引している機関車は見えませんでした。蒸気機関車の訳は無いので,ディーゼル機関車でしょう。

 ジョホールは大きな町(というか日本で言うと県でしょうか)で,繁華街を離れると道路の両脇はヤシ林です。道ばたには赤や白やピンクの日本では見た事が無い花が咲いていましたが,タクシーで移動中では満足に写真を撮る事も出来ず,残念。看板の表記は英語と中国語とマレー語?,町の人は中国系,インド系,マレーシアと多彩,車は日本車が多いですね。


東北撮影行/寄り道

2008-08-04 21:54:02 | 旅の記録
 東北撮影行の途中、7月28日にはニッカウヰスキーの仙台工場を見学して来ました。工場脇を流れている川は新川(にっかわ)川、ニッカの名前と似ていますが偶然の様です。ちなみに、ニッカの名前は前身の大日本果汁株式会社の略、日果(にっか)から来ています。ウヰスキーは蒸留して樽に詰め、発売するまでに何年も掛かるため、その間の経営を維持するために、果汁の製造販売を行っていたとのことです。以上、パンフレットより。(^^ゞ
  

 これが泥炭です。実物を初めて見た!
 上の写真の中央、尖った屋根のある建物が泥炭で麦芽を乾燥させるところです。
  

 これはお馴染みの蒸留釜です。麦汁を発酵させる所まではビールの醸造と同じですが、蒸留するところからがウヰスキーの工程ですね。
 創業者の実家は日本酒の造り酒屋とのことで、蒸留釜には注連飾りがついていました。これぞ正しく和洋折衷。(笑)
   

 樽に詰められた原酒の貯蔵庫。木の香りが充満しています。ウヰスキー好きにはたまらない香りでしょうね。

 見学の最後はお楽しみの試飲ですが、車で行くと呑めませんよ...と言う事で、お土産に原酒を求めてきました。


 この工場でしか販売していないというシングルカスク(一つの樽だけの原酒を瓶詰めした)ウヰスキーです。通常のブレンドウヰスキーと違って、アルコール度が約60%と高めです。通常のブレンドウヰスキーも売っていますが、これは町の安売り酒屋さんで買った方がお得ですね。(^^ゞ

 あちこちに旅行して、ウヰスキーやビールの工場を随分見学して来ました。サントリーの山崎蒸留所は学生の頃、白州蒸留所は昨年、利根川工場(ビール)は数年前、キリンの富士御殿場蒸留所は今年の6月、他にも牛久シャトー(ワイン醸造所)、マンズワイン小諸ワイナリーなどなど。次は何処へ行こうか...。

楢岡焼

2008-07-23 22:14:34 | 旅の記録
 連休にちょこっと秋田まで行って来ました。

 新幹線こまちに乗って大曲で下車、レンタカーを借りて先ずは楢岡焼きの窯元を訪問です。
 20年以上前でしょうか、一度この窯元を訪問したことがあります。窯元はここ1軒のみ、看板が無ければ通り過ぎてしまいそうです。現に、最初の訪問では少しうろうろしてしまいました。大曲から由利本荘方面に向かって車で30分ほどの所です。

 楢岡焼きは釉薬がコバルトブルーに発色し、初めて見た時には非常に新鮮な感じで、一目で好きになりました。最初の訪問では酒器や茶器を数点購入し、今でも柔らかなブルーに発色した徳利は愛用品です。

 思い立って突然訪問して来ました。私の他にお客さんは中年のご夫婦が一組だけ。窯元のおかみさんが冷茶と茶菓子をサービスしてくれました。いろいろ見ながらぐい飲みを一つ購入して、以前にも一度訪問したことなどをお話ししていると、ちょうど今カマ入れを行っているので見学して行きませんか、とのことで、ご厚意に甘えてその様子を拝見して来ました。


 登り窯の焚き口に近い方から3番目のカマに作品を詰め込んでいる最中でした。


 1番目のカマには既に綺麗に作品が並べられています。もう少し後だとカマに火が入って、カマの中は見学出来なかったので、丁度良いタイミングでした。


 買い求めてきたぐい飲みです。楢岡焼らしいブルーの釉薬はかかっていませんが、5代目窯元が轆轤を使わずに手で形を作り、灰の中に埋めて焼き上げたものだそうです。素朴な感じか気に入りました。

 2008年7月20日撮影

伊勢・熊野の旅(番外)/名古屋見物

2008-05-22 21:29:28 | 旅の記録
  


 伊勢・熊野の旅、帰路名古屋で一泊し、名古屋見物です。
 名古屋には仕事で何度も来ていますが、名古屋城見学は初めてでした。雨が降る休日でしたが、結構なお客さんで、空調の利いていない天守閣の中は蒸し風呂の様で閉口しました。

 下は徳川美術館のとなりにある徳川園でのスナップですが、雨が降っているのでD300は車の中に置いて来てしまいました。従って、携帯電話カメラでの撮影です。歪みが気にならない被写体だと結構見られますね。
 徳川園は、山あり谷あり、滝があったり陸橋があったり、植裁も豊富で、余り広くはないのですが楽しめました。



 伊勢・熊野の旅はこれで終了です。拙い文章と写真にお付き合い頂きまして、有り難うございました。

伊勢・熊野の旅/丸山千枚田

2008-05-19 21:12:05 | 旅の記録
   




 熊野本宮大社を参拝したあとは次の宿泊地、名古屋へ向かいますが途中で寄り道です。

 最初の寄り道は丸山千枚田、山深い中によくぞこれだけ耕したという棚田です。ちょうど田植えが始まる頃で,田圃には水が張られています。あぜ道には蓮華や菜の花、花菖蒲などが咲いていました。

 夕方,棚田が夕日を反射する情景を俯瞰したら綺麗だろうなぁ,と想像しても、1時間程度しか留まらない過客には叶わぬ夢です。どこでもそうですが,良い情景に出会うには,そこに足繁く通わなければダメですね。

 下は帰り道で見つけたやまつつじ、新緑の中で一際綺麗に咲いていました。



 2008年5月4日撮影

伊勢・熊野の旅/鳥羽水族館

2008-05-07 22:16:05 | 旅の記録
 伊勢・熊野の旅、最初は鳥羽水族館です。

 5月1日の朝、さいたま市を発って圏央道~中央道~東富士五湖道路~御殿場から東名高速に乗って浜松西IC~伊良湖岬~伊勢湾フェリーで鳥羽へとやって来ました。朝7時前に出て鳥羽到着は午後1時45分頃、まあまあのペースでした。

 フェリーを下りて直ぐの所に鳥羽水族館があります。平日で雨が降っていましたが結構な人出でした。
 水族館に入って直ぐに、カラフルな熱帯魚の水槽があります。



 伊勢と言えば伊勢エビ、狭い水槽に大きな伊勢エビが飼育されていましたが、狭くて可愛そう...。



 水族館の人気者、ラッコです。エサの蛤を幾つか抱えて、それを両手(というのか?)に持って、見学者との境となっている硝子窓にトントンと打ち付けて割って食べています。この様子がとても可愛らしい。



 水族館なのに何故か鷹匠が鷹の飛行訓練中でした。



 他にもジュゴン、熱帯のカエル、オウムガイ、竜宮の遣いなど見所の多い水族館で、童心に帰って楽しめました。


平形の夕焼け

2007-08-17 08:01:50 | 旅の記録
 昨日の記事にアップした写真を撮影した15分ほど後が日没でしたが、その後30分くらいの間、綺麗な残照(夕焼け)が見られました。
 時々刻々と変化する夕焼けは、見ていて時間が経つのを忘れます。この日の雲は天空を舞うドラゴンの様な不思議な形をしていましたが、だんだんと赤く染まってゆく様子は圧巻でした。

 下の写真は日没寸前です。なお、両方とも線路も列車も写っていません。

 山形県鶴岡市平形付近 2007年8月13日撮影


つわぶき

2006-11-15 23:33:52 | 旅の記録
 これも酒田の回船問屋,鐙(あぶみ)家の庭に咲いていたつわぶきです。お寺や旧家の庭につわぶきが咲いていると、何故かホッとして嬉しくなります。

 風景の中の黄色は一際目立ち,写真でも良いアクセントになります。春の蒲公英や菜の花,秋の背高泡立草やこのつわぶき,そして銀杏の紅葉...。
 その昔,コダックのエクタクロームというフィルムのコマーシャルで,黄色が鮮やかに写るというのが有りましたが,何故か強く印象に残っています。