趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

あれから半世紀(40)

2024-10-27 07:00:00 | Steam at random
 1974年10月の会津遠征、二日目(27日)です。
 
 先ずは会津線の1391レを途中まで追いかけます。
 スタートは西若松ですが、昨日日中線で撮影したC1163の登板でした。
 
 会津線 西若松 1391レ、C1163

 追いかけて、朝靄の中を行くシーン...
 柿の実は色づいていましたが、未だ葉が多く実が目立ちません。

 会津線 門田~上三依 1391レ、C1163

 三発目は第一大川橋梁、雨が降っていました。

 会津線 桑原~湯野上 1391レ、C1163

 1391レの追いかけ、最後は第六大川橋梁です。

 会津前 楢原~会津落合 1391レ、C1163

 今来た道を逆戻り、次は只見線の根岸~新鶴間、沖中田春日神社付近へ行って区間貨物を撮影。

 以上只見線 根岸~新鶴 1493レ、C11312

 再び会津線に戻り、臨貨を追いながら南下です。

 臨貨の一発目は第二大川橋梁、紅葉は綺麗でしたがお天気が悪化、霧雨で見通しが大分悪くなりました。
 
 会津線 桑原~湯野上 8393レ、C11197

 湯野上停車中(入れ替えも行っていた?)に追い越し、9月にも撮影した築堤へ...

 会津線 湯野上~弥五島

 最後は会津田島でスナップし、そのまま帰京しました。

 非公式側第一動輪とクロスヘッド

 おまけ、歳の数は現在の丁度1/3でした。


 以上全てT1974年10月27日撮影


あれから半世紀(39)

2024-10-26 07:00:00 | Steam at random
 丁度50年前の今日は会津方面へ撮影に行っていました。

 確か会社の同僚と三人で前夜に埼玉を出発、東北道は途中までしか出来ていなかったので宇都宮か矢板で降りて、国道121号を夜通し運転して先ずは日中線へ...

 
 朝日を浴びて罐がちょっと光りました。
 以上、日中線 会津加納~熱塩 621レ、C1163

 返しの622レは会津加納~上三宮間で撮影(写真は省略)。
 そのまま追いかけながら塩川~及川間でも撮影、喜多方からは列車番号が変わり、確か客車も増結されていました。

 磐越西線 塩川~及川 244レ、C1163

 さて、ここからが今日のメインイヴェント、只見線の貨物列車を追いかけながら只見まで一往復です。

 先ずは定番の滝谷の鉄橋、当時は駅前(鉄橋の向こうの袂)に車を停め、鉄橋を渡ってこちら側まで来られました。
 この辺りは針葉樹が多く、彩りがちょっと物足りません。

 只見線 滝谷~会津桧原 1491レ、C11192

 追いかけてこれも定番の只見川第三橋梁、ここは紅葉が見事でした。

 只見線 会津宮下~早戸 1491レ、C11192

 更に追いかけて只見の手前、カーブした長いコンクリート橋=叶津川橋梁を渡るシーンです。ここもバックの紅葉は見応えが有りました。

 只見線 会津蒲生~只見 1491レ、C11192

 復路は只見川第八橋梁からスタート。

 貨物列車の前にDCを撮影していましたが、記録が無く列車番号等不明です。


 そして本命の貨物列車ですが、ちょっと背景に埋もれ気味...

 只見線 会津蒲生~会津塩沢 1492レ、C11192

 追いかけて会津川口へ...
 上井草橋の上から会津川口での解結シーンと出発を撮影。



 以上、只見線 会津川口~会津中川 1492レ、C11192

 三発目は只見川第一橋梁
 当時から悪路でしたが道は未だ繋がっており、車でここまで来られました。

 只見線 会津西方~会津桧原 1492レ、C11192

 大分暗くなってきましたが未だ未だ追いかけ、最後は会津坂下駅停車をバルブ撮影でした。

 只見線 会津坂下 1492レ、C11192

 以上全て1974年10月26日撮影



あれから半世紀(38)

2024-10-14 07:00:00 | Steam at random
 北海道遠征五日目(最終日)です。
 今日掲載の写真は、お天気が悪かったので列車のコントラストが低い写真ばかりですが、煙は良かったですね。特に最後の重連は素晴らしい煙でした。
 終わりよければ全て良し、です。(笑)

 前夜に網走から乗車した急行大雪5号を岩見沢で下車、岩見沢からはD51牽引の222レに乗車。(何故か写真は撮っていませんので、機番も不明)
 先ずは栗丘で下車、駅近くや栗山側の築堤などで数本撮影。

 221レ、D51710+D51467重連
 期せずして重連でした。


 274レ、D5153
 栗丘駅から栗山駅方向へ少し進んだ踏切付近です。


 5570レ、D51234単機
 更に栗山方面へ行き、国道をオーバークロスする手前です。この罐、数字の並び順が良いですね。(笑)
 道路に一台写っている車はマツダキャロルかな?


 4482レ、D511127
 荷物が有るとやはり力行して来ますね。


 223レ、C5744
 栗丘駅に戻って発車を撮影。



 その後はC5738牽引の224レで追分へ移動、乗ってきた224レの出発を撮影。
 遠方で一枚。

 引きつけてもう一枚。


 雨降りだったので、その後は駅からは出ずに撮影していました。
 側線に待機中の貨物列車、D51が2輌(423号機と1160号機)並んでいますが、両方とも列番不明。(下り列車です)

 
 追分駅を出発する225レ、D5115の牽引。


 この日は雨に降られてあまり良い記憶が有りませんが、最後の最後に撮った夕張線のD51重連は豪快な発車シーンが良かったです。雨が酷かったので、跨線橋から撮影しています。
 5797レ、D51(機番不明)+D51842の牽引。
 39697の姿も見えています。



 この後どうやって帰京したのか、記録も記憶も有りませんが、多分、千歳から空路でしょうね。

 1974年10月14日撮影


あれから半世紀(37)

2024-10-13 07:00:00 | Steam at random
 北海道遠征四日目、先ずは美幌~西女満別間で早朝の客レ2本を撮影。

 522レ、C5833
 山の影が線路から抜けきれず...

 66判二眼レフを二台、プレートを介して三脚にセット。これを同時に振り回して、カラーとモノクロで1/8秒で流し撮り...
 でも、やはり完全には止まっていませんでした。(/_;)

 大雪くずれの1527レ(C58119牽引)は国道のオーバークロス付近で撮影。
 立木が邪魔で折角の編成が良く見えません。もっと線路に近づいて上から撮るべきでした。
 罐の遠方に見える黒煙は、この列車が美幌発射時に吐き出したものです。列車は美幌を出ると大きく左カーブしてここまでやって来ます。

 美幌駅へ戻り、575レの発車を撮影。牽引はC58395です。


 その後は美幌駅で入れ替え中の29657を撮影。


 入れ替えが終わり、機関士さん、機関助士さんが罐を点検中。



 線路際には畑が有り、ちょっとカラフルな絵が撮れました。(^^)v

 暫くして、29657は相生線の貨物1791レを牽いて美幌を出発して行きました。


 再び522レを撮影した西女満別~美幌間へ行き、1594レを撮影。C58119の牽引でした。
 この時間になると光線は反対側でした。奥のカーブで撮った方が良かった...


 その後はバスで女満別へ移動、駅付近で574レを撮影、C58139の牽引でした。夕方の斜光線で綺麗に照明されました。


 再びバスで網走へ...
 網走には17:00着。駅近くの銭湯で一っ風呂浴びて食事し、20:33網走発の1528レ(北見から急行大雪5号)に乗って岩見沢へ行きますが、その前に入れ替えの9600と1528レをバルブ撮影です。

 客車の入れ替えを行う49666が一休み中。


 1528レ、C58395


 急行大雪5号の急行・寝台券です。今宵の宿は1号車8番上席でした。

 この日の編成は(以前にも書きましたが)、C58395(北)+スハフ441+スハ454+スハ4511+スハ4512+スロ54506+オロハネ10503+スハネ16506+オハネフ12503+スユニ61503+マニ362038でした。 
 遠軽でスイッチバックするため、オハネフ12503が1号車です。

 1974年10月13日撮影


あれから半世紀(36)

2024-10-12 07:00:00 | Steam at random
 北海道遠征三日目は常紋へ...
 前日塩狩峠で知り合ったN君と一緒に行動することにして、先ずは跨線橋から朝の遠軽機関区を覗き、駅に停車中のD51165をスナップ。

 DE105が外に出ていて、扇形庫の中には左から69625、D51311、49600、一つ置いてDE104?、一つ置いてキハ22?、69644が見えていました。

 扇形庫から左に目を向けると...
 活気のあった遠軽機関区、DD51が一輌、D51が3輌写っています。DD51の隣はD51165のようですが、他の機番は読めません。遠方には朝日を浴びる願望岩が見えていました。

 赤ナンバーのD51165
 

 6時12分遠軽発の551Dに乗車、常紋信号所には6時52分着。
 信号所から金華側へ少し下って、紅葉の綺麗なカーブで1590レと1591レを撮影。
 以下3枚は1590レ、D51444+DE101564

 カラーでも撮っていますが、写りはモノクロの方が良いので...
 上下の写真から紅葉の色を思い浮かべてご覧下さい。(笑)

 後追いでもう一枚。

 1591レは順光ですが、下り坂なので煙は有りません。


 信号所へ戻り、522レで生田原へ...

 生田原の駅で4581レの機関助手氏に、トンネル手前の踏切を過ぎた辺りで煙を沢山出してくれるようにお願いして、N君と一緒にタクシーで先回り、146キロポストで待ち構えて居ると...
 約束通り良い煙を吐いてくれました。機関助士氏がVサインを送ってきます。(^^)v


 以上、4581レ、D51150

 お迎えを頼んだタクシーで生田原へ戻り、559Dで再び常紋信号所へ行き、2594レと1592レの2本を撮影。

 2594レ、D51346(テンダーのアジ書きを消しています)

 以下2枚1592レ、D51804
 線路に山の影が迫る中上って来ました。この後スイッチバックして信号所で一休みです。


 信号所を発車するシーン。


 16時55分発の1529レ(北見までは、朝の1590レを牽いていたD51444の牽引、北見からはC58395の牽引)で美幌へ。

 信号所に入線してくる1529レを1/15秒で流し撮りしましたが...ヘボでした。(^^ゞ

 留辺蘂に停車中の1529レ、夕焼けが綺麗でしたが写真ではイマイチですね。1秒バルブです。


 この日はN君と一緒に美幌泊。木賃宿でしたが、夕食に毛ガニが丸ごと一杯出たのには驚きました。
  
 1974年10月12日撮影

あれから半世紀(35)

2024-10-11 07:00:00 | Steam at random
 50年前の北海道遠征、二日目は宗谷本線へ...

 岩見沢8時10分発のかむい1号で旭川へ行き、その先丁度良い列車が無かったのか、バスに1時間ほど揺られて塩狩駅へ、到着は10時半頃でした。
 小雨模様の中、先ずは蘭留側へ少し下ったところで、321レと1397レを撮影。雨に濡れた紅葉もしっとりして良いものです。

 321レは九州からやって来たC57186の牽引でした。
 ここではやはりC57よりもC55を期待でしたが...



 続いて1397レはD51954の牽引。


 塩狩駅まで戻って、今度は和寒側へ少し下り、上り列車を撮影です。
 下り列車2本のあと上り列車2本がやって来るので、駅を挟んで1回だけ異動すれば良いので楽でしたが、交互にやって来られると行ったり来たりが大変です。

 324レは待望のC5530が牽引でしたが、雨で暗い...

 でも、良い煙でした。

 標準レンズで撮った分はネガカラーで、退色して色がイマイチ...

 最後に塩狩駅で1394レを撮影、D51337の牽引。これもネガカラーです。


 再びバスで旭川へ戻り、17時49分発の特急おおとりに乗車、遠軽には19時56分着。この日は遠軽泊。

 1974年10月11日撮影


あれから半世紀(34)

2024-10-10 07:00:00 | Steam at random
 丁度50年前、1974年10月10日(木)~14日(月)まで、北海道へ蒸気機関車を撮影に行っていました。その間に撮影した写真を今日から五日間連載です。
 大半は過去にアップした写真ですが、例によってPhotoLab7で再現像して綺麗になっています。

 初日10月10日は室蘭本線の撮影でした。

 朝7時すぎのJAL501便で羽田を発ち、8時半には千歳に到着。
 途中、苫小牧上空では、すっかり紅葉した中を良い煙を吐いて走る室蘭本線の蒸気機関車が見えました。今なら直ぐにスマホを取り出して動画でも撮るところですが、当時はそうは行かず...カメラを出している間に飛行機はどんどん進んでしまいます。(笑)

 千歳から苫小牧へ戻り、苫小牧から9時54分発の225レ(D51347牽引)に乗車、追分には10時40分に到着。
 追分駅から少し北へ歩いて、国道234号線が夕張線(現在は石勝線)をオーバークロスする地点で昼頃まで撮影していました。ここは夕張線と室蘭本線、両方の列車を撮影出来ました。
 GMのSVを見ると、木が茂って見通しは悪くなり、跨線橋にはフェンスが出来ましたが、現在でも撮れそうですね。
 
 室蘭本線の上下列車、ギースル・エジェクタ付きのD51が連続してやって来ました。
 三川~追分 8266レ、D51349


 追分~三川 1297レ、D51345
 少し陰りましたが、逆光気味のトップライトよりは良いでしょう。

 ポジが退色して色がイマイチですが、35mmは流し撮りです。


 そして本命の夕張線5797レ、期せずしてD51重連でやって来ましたが、逆光でおまけにこの時も陰ってしまい、煙の流れ方も悪くてイマイチ...
 追分~東追分 5797レ、D51710+D51193


 追分駅まで戻り、機関区をちょこっと見学。撮ったのはこの一コマだけでした。時間が無かったのかな?
 庫の中に居たのは、左から19673、D51361、D51231でした。


 その後はC5738牽引の227レで栗丘へ行き、貨物列車を2本撮影。
 栗丘~栗山 5290レ、D51104


 栗山~栗丘 1297レ、D51219
 トンネルを飛び出してカーブを下って来るところ。


 栗丘からはバスで岩見沢へ...この日は岩見沢泊。

 1974年10月10日撮影

あれから半世紀(33)

2024-09-23 07:00:00 | Steam at random
 会津遠征最終日、会津線の下り貨物を湯野上の先まで追いかけ、その後は只見線に戻って区間貨物を撮影していました。

 1391レの追いかけは門田付近からスタート。

 以上、会津線 門田~上三依、1391レ、C1180

 追いかけて二発目。

 以上、会津線 桑原~湯野上 1391レ、C1180

 更に追いかけて三発目。

 会津線 湯野上~弥五島 1391レ、C1180

 その後は会津若松方面に戻って只見線の区間貨物を撮影。またまた254号機でした。

 只見線 西若松~会津本郷 1493レ、C11254

 ここで切り上げて帰りましたので会津線の上り貨物は撮影していませんが、途中会津田島で停車中の機関車をスナップしていました。写真は省略。

 僅か三日間の会津地方遠征でしたが、車だと効率が良く沢山捕れました。ただ、紅葉には未だ未だ早かったので、10月に再び遠征しています。
 その記録は後日...
 

あれから半世紀(32)

2024-09-22 07:00:00 | Steam at random
 どこに泊まったのだったか全く記憶がありませんが...会津遠征二日目です。

 この日は一日中会津線の撮影でした。
 先ずは桑原~湯野上間の第三大川橋梁を俯瞰です。お天気が悪く、煙が手前に倒れてイマイチでした。紅葉には未だ早かったですね。

 会津線 桑原~湯野上 1391レ、C11254

 追いかけて第六大川橋梁へ...
 何とも中途半端な水鏡です。追いかけているので時間が無かったか?
 会津線 楢原~会津落合 1391レ、C11254

 午後の上り列車は加藤谷川橋梁で撮影。
 午後からはお天気回復しましたが、ここは逆光で撮り辛かった覚えがあります。
 会津線 会津長野~会津落合 1390レ、C11254
 
 この日の最後は会津若松機関区を訪問。



 会津若松機関区
 C1163、C11192、C11197、C11240、C11254の5輌が休んでいました。

 1974年9月22日撮影



あれから半世紀(31)

2024-09-21 07:00:00 | Steam at random
 50年前の今日は、会社の同僚2名、大学時代の親友と4人で会津へ遠征でした。記憶が曖昧ですが、前夜に車で埼玉を出発、夜通し運転して行ったような...

 既に公開済みの写真がほとんどですが、例によって新しいソフトウェア(PhotoLab7)で再現像、レタッチしています。

 最初に撮影したのは日中走らぬ日中線、朝一の下り列車です。
 朝靄の中から現れ、また朝靄の中へ消えて行きました。

 マイクを手に持って録音中の人が居ますね。

 以上、日中線 会津加納~熱塩、混621レ、C11204

 熱塩からの上り列車も迎え撃ちます。C11のバック運転。


 以上、日中線 会津加納~上三宮、混622レ、C11204

 この列車は会津若松行きなので、追いかけて磐越西線内でも撮影しましたが写真は省略。
 その後は只見線へ転戦、1491レを滝谷の鉄橋で撮りましたがイマイチなのでこれも省略。

 少し戻って1493レを磐梯山バックで撮影、門デフの254号機がやって来ました。
 只見線 新鶴~若宮 1493レ、C11254

 南下して会津線へ、車だと大変効率的です。
 国道からの大俯瞰ですが、煙が無くてちょっと残念。

 会津線 弥五島~湯野上 1390レ、C1180

 ほぼ同じ場所からカメラの向きを変えて8393レも撮っていますが、これも省略。

 最後は8393レを追いかけて会津田島へ行き、牽引していたC11をスナップ、記念撮影もしていました。
 C11は写真でみると小さく見えますが、こうして人間と比べてみるとかなり大きいことが分かりますね。

 会津田島 C11197

 1974年9月21日撮影

庄内平野を行く(5)

2024-09-18 07:00:00 | Steam at random
 同じアングルで貨物列車も撮影です。
 青いEF510も久しぶりの撮影でしたが、遠目ではやはり赤い機関車の方が存在感がありますね。

 4094レ、EF510-505

 こちらはダイヤにはスジが無い列車ですが、前日も同じ時刻に下って行って見る鉄でした。
 今日も来るかも知れないと見張っていたら、来ました!
 貨物ちゃんねるでは4091レとなっていますね。遅れていたのか、あるいは時刻変更なのか...
 4091レ、EF510-507

 羽越本線 余目~北余目
 2024年9月9日撮影


あれから半世紀(30)

2024-08-05 07:00:00 | Steam at random
 50年前の北海道撮影行、最終日(八日目:1974年8月5日)になりました。

 早朝に美幌のホテルを出発、タクシーを拾って前日見当をつけておいた美幌~西女満別間へ...

 最初のターゲットは美幌6時18分発の臨時急行「大雪52号」でした。
 夏だというのに白煙を吐いて軽快に通過。SSが遅かったので、ちょっと被写体ブレです。(/_;)
 美幌~西女満別 8519レ、C58119

 少し移動して、反対側から来る522レを撮影。これも少し被写体ブレでした。(/_;) 
 西女満別~美幌 522レ、C58392

 この後が522レと7時に美幌で交換して下ってくる、本命の1527レでしたが、編成長の見積もりミスで尻切れトンボ...(/_;) (写真は省略)

 美幌へ戻るとC5833が停まっていたので、停車中の姿と発車を撮影。


 美幌~西女満別 575レ、C5833

 駅の反対側へ行き、1594レも撮影していました。
 回送の9600が前に付きましたが、後は車掌車1輌のみ...重単と変わらないですね。
 美幌(~緋牛内) 1594レ、69624+C58139重連
 
 この列車が八日間にわたる北海道遠征で最期に撮影した列車でした。

 その後、14時01分美幌発の特急「北海」で旭川へ、旭川から急行カムイ9号で岩見沢へ、岩見沢から千歳へはどうやって行ったのか不明ですが、(片道空路が使える)立体周遊券だったので千歳から帰京していました。

 フィルムが余ったからでしょう、カラーポジの最期の方に、千歳空港に駐機中のロッキードLー1011トライスターやボーイングB747などが写っていました。



 いつもは撮影する列車本数とフィルムの残りコマ数を勘案しながら撮影し、ポジは帰京して直ぐに現像に出せるよう使い切るようにしていましたが、この遠征では天候やらトラブルやらで、思い通りにフィルムを使えなかったことが分かります。

 1974年8月5日撮影

 最期まで読んで頂き、有り難うございました。m(_ _)m

 

あれから半世紀(29)

2024-08-04 07:00:00 | Steam at random
 50年前の北海道撮影行七日目、前日と同じく常紋信号所へ...
 雲が多く不気味な暗雲が立ちこめていますが、信号所は静かで聞こえるのはウグイスの声のみでした。

 1590レは良い煙で上ってきました。
 晴れると逆光なので、この位の曇りが丁度良かったかも知れません。
 
 後追いでもう一枚。
 金華~常紋(信) 1590レ、D51150

 555Dに乗って信号所を後にし、初めて金華以遠へ...

 日曜日で乗客が多く、呼人辺りで降りようかと思っていましたが、人垣を崩して降りるのも面倒になり、ロケハンしながら結局網走まで乗車しました。
 駅前で昼食、急行大雪3号で折り返して美幌へ...

 美幌にはダイヤに無い貨物列車が居たのでこれを撮影しましたが、後から時刻変更された1594レと分かりました。
 遠方に美幌駅が見えています。

 美幌~緋牛内 1594レ、C58331

 この日はやけに蒸し暑く体力消耗、ダイヤも変更になっているようなので早めに美幌で宿を探して休息。
 夕方は雷雨になり、早くホテルに入って正解でした。

 1974年8月4日撮影



あれから半世紀(28)

2024-08-03 07:00:00 | Steam at random
 50年前の今日の数枚、1974年8月3日、北海道遠征六日目です。

 遠軽6時12分発の551Dで常紋信号所へ行き、丸一日常紋信号所付近でD51牽引の貨物列車上下5本を撮影していました。
 その中から、一番コマ数の多い2594レをピックアップ。到着から発車までをご覧下さい。

 先ずは金華から上ってくるシーン、機関車が見えてから撮影開始し、この写真は8コマ目です。
 66判二眼レフなので、フィルムを巻き上げ、シャッターをチャージしてから撮影ですから、一眼レフで一コマ撮影する時間の数倍は掛かります。それでも9コマ撮影出来ているので、D51が如何にゆっくり登ってきたかが分かります。
 
 モノクロなので分かりませんが、夏の常紋信号所は草花が沢山咲いていて綺麗でした。 


 この後、引き込み線に入った頃にD51がボー、ボッボッと絶気合図を吹鳴すると、ややあってDE10もピー、ピ、ピと応答、列車は停止し山間には一瞬の静寂が訪れます。
 ガチャンと音がして信号が切り替わり、D51が再びボッ、ボッ、ボーと後進の合図を吹鳴、DE10もこれに応えて吹鳴。2594レはバックして本線を横切り、信号所の小さなホームを通過。引き込み線に入って再び絶気合図を吹き交わし、ブレーキ音も鋭く停車。
 信号所には再び静寂が訪れます。
 ...と如何にも真実らしく書いていますが、全部覚えていたわけでは無く、同じシーンのレコードを聞きながら...多分こうだったんだろう劇場。(^^ゞ

 遠方、トラの前辺りに三脚が林立していますが、あそこが定番アングルでした。

 2594レは信号所で長時間停車するので、機関士さん、機関助士さんは降車して休憩。

 大勢居たカメラマンの誰かが、機関士さんに了解を得て機関士席に座り記念撮影。すると、他のカメラマンも次々に記念撮影。自分も近くに居た人にシャッターを押して貰いました。(^^)v
 今では考えられない事ですが、当時は大らかでしたね。

 50年前、25歳の自分です。

 2594レが停車中に、生田原側から急行大雪2号が信号所に到着、金華側からは特急北海が峠を登ってきて、タブレット授受しながら通過...

 急行大雪も発車し、漸く2594レが発車です。



 石北本線 常紋信号所にて1974年8月3日撮影

 この日も遠軽泊、翌日は常紋信号所で少し撮影してから石北本線を下っています。


あれから半世紀(27)

2024-08-02 07:00:00 | Steam at random
 北海道撮影行、四日目です。

 1974年8月2日(金)、前日と同じく322レの名寄駅発車を撮影するべく、今日こそC55だろうと期待して5時半前に起床、急いで身支度を整えます。
 322レは既に名寄駅の2番線ホームに入線している筈で、始発時刻(5:34)が迫り、急がないと間に合わない...と思いつつ旅館を出ようとしましたが、今日は何故か玄関の戸が開かない。アルミサッシの鍵が外れない!!
 内側から鍵を開けられないなんて事が有るのだろうか? 色々と鍵をいじくっているうちに発車時刻になってしまいました。
 嗚呼、汽車は出てゆく汽笛は残る...(T.T)
 仕方ないからもう一眠り。

 この日は名寄本線を撮影しながら遠軽へ行く行程です。

 先ずは上興部で、転車台に載っている59659(1690レの前補機となる罐)をスナップ。
 この転車台、確か罐から圧縮空気を貰って動かすタイプだったと思います。


 一の橋方向へ歩いて、再度、前日撮影した丘へ上がります。
 ここで1690レの前に1691レが峠を下りて来るので、先ずはこれを撮影しましたが、後追い絶気なので写真は省略です。

 そして本命の1690レですが、前日と同じような写真なので、アップで撮ったものを掲載です。



 上興部~一の橋 1690レ、59659+39634DH

 上興部から紋別へ移動。紋別は港町ですが、海の見えるアングルが有ったのかどうか...
 1691レを追い抜いて来ているので、紋別で再び発車が撮影出来、その後1692レも撮影出来るので紋別にしたのでした。

 紋別で入れ替えを行い、その後発車です。



 紋別(~元紋別) 1691レ、69620

 元紋別方面を向くとこんな景色でしたが、海は見えませんね。
 上り列車に対して上り勾配に見えましたが、1692レは無煙でやって来ました。

 名寄本線 元紋別~紋別 1692レ、49600

 もう撮影出来る列車が無いので、遠軽へ行って駅前の旅館に投宿。翌日は常紋へ...