昨年秋に封切りされ、つい2ヶ月か前にもTVで放映されましたのでご覧になった方も多いと思いますが、アカデミー賞受賞作品「おくりびと」のロケ地を訪ねてきました。
ここは、主人公大悟(本木雅弘)が納棺師として勤めることになるNKエージェントという会社として設定、撮影された建物で、古くは割烹だった様です。
昭和初期の建造で洋館の奥に和風の建物もあります。
今もNKエージェントの看板が掛かり、内部は撮影された時のまま保存してあります。
右奥に和風の建物がちょこっと写っています。
入館協力金100円を払って中に入ると、1階はNKエージェントの事務所で、手前は主人公が社長(山崎努)と面接したソファーですね。
写真には写っていませんが、手前にはチェロも展示してありました。
2階は社長室のセットと、おじいちゃんを納棺したおひな様の部屋のセット。
ひな壇の前に棺桶が置いてありますが、実際にはお目出度いおひな様と納棺は一緒には行わない様です。
こちらは隣接する和風建築の中にセットされた、鶴の湯のお母さん(吉行和子)の納棺シーンが撮影された場所です。
今年の7月には父親の納棺を実際に経験して、胸に迫るものがありました。
酒田市にて 2009年11月2日撮影